日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2005年)

DE研の「eラーニング」セミナー


dbjapan, sigmodJ会員の皆様
(重複してお受け取りの際はご容赦ください)

学習院大の白田です.信学会DE研の「eラーニング」に関するセミナー
のお知らせです.
他の大学ではどのようなeラーニングを行なっているか知りたいかた
には最適です.私学の雄,慶応からはSFC助教授 WIDEメンバーの
大川先生に先端的なネットを使ったvideoを活用したeラーニングのお話
を.他方,早稲田大学からは金 教授に人間科学部eスクールのお話を
レクチャーして頂きます.http://e-school.human.waseda.ac.jp/にも
video説明が公開されていますが,直接質問できるこの機会を是非ご
利用ください.
また,eラーニングの規格最前線を知りたいビジネスマン/研究者には,
NIME(メディア教育開発センター)の山田教授,さらに
ISO-SC36-WG2議長 電通大の岡本教授のご講演があります.
それからeラーニングの論文に頻出するSCORMについては知りたいかた
もどうぞ参加なさってください.NTTレゾナントの仲林様からSCORM
規格についての講演があります.また,
DE研究者からは東工大 横田教授のご講演です.

会場準備の都合もございますので,早めのお申し込みをお待ちしております.

より最新の情報は下記のウェブサイトでも公開致しますので,合わせてご確認頂
けますと幸いです.
http://www.digitalcity.gr.jp/~satoh/DE/seminar.htm

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電子情報通信学会
データ工学研究専門委員会 (DE) 第二種研究会 チュートリアル
				2005年8月18日

「データ工学者のためのeラーニング活用」

電子情報通信学会データ工学研究専門委員会
専門委員長: 佐藤哲司 副委員長: 岩井原瑞穂・白田由香利
幹事: 富井尚志・鎌原淳三 幹事補佐: 鬼塚 真

ブロードバンドの普及に伴い,これまで研究対象であったeラーニングシステム
は,企業・組織内はもとよりインターネット上の重要サービスとして導入活用が
進んできています.本チュートリアルでは,実際にeラーニングシステムを活用
されている教育者・研究者の方から最新の技術動向をお話し頂くとともに,導入
運用における貴重なご体験について講演して頂きます.また,普及の鍵を握って
いると言われる標準化の動向について,SCORMなどの標準規格作成に携わってい
る研究者,標準規格にもとづくシステムの開発者の方々からご講演頂きます. 
この機会にeラーニングシステムについての最新動向を把握され,システム開発
・導入の良き一歩を踏み出す機会として頂ければ幸いです.多数の皆様の御参加
をお待ちしております.

[日時] 11月4日(金) 9:25 - 17:45
[会場] 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8E号館10階 大会議室
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
以下のキャンパス内地図の 24 番の建物の10階の会議室です.
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayamaO-j.html

[会場へのアクセス]
大岡山キャンパスまでのアクセスは以下にあります.
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
[プログラム]
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9:25-9:30
開会挨拶
データ工学研究専門委員長 佐藤哲司(NTT)
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9:30 - 10:30
「学習コンテンツ共有再利用のための国際連携」
山田 恒夫 (やまだ つねお)
独立行政法人 メディア教育開発センター(NIME)研究開発部長・教授
概要: NIMEでは、高等教育コンテンツのゲートウエイであるNIME-glad
(http://nime-glad.nime.ac.jp/)を運用するとともに、学習コンテンツ共有再
利用のための国際連携組織GLOBE(Global Learning Object Brokered Exchange、
http://globe.edna.edu.au/)を設立した.その研究開発において明らかになっ
た、メタデータ、federated search、再利用性などの技術的側面、品質保証、著
作権処理、多言語対応 ・異文化対応などのビジネス的側面における問題点を整
理し、今後の展望をのべる.

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10:30 - 11:30
「教育コンテンツを対象とした統合情報検索」
横田 治夫(よこた はるお)
東京工業大学 教授
学術国際情報センター  兼 大学院 情報理工学研究科
計算工学専攻 
概要:講義・講演ビデオと講義・講演プレゼンテーション資料等を統合した教育
コンテンツに対して、再利用スライドやバックトラックを含むシーンの区別が可
能な検索手法等に関して述べる.

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11:30 - 11:45 休憩
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11:45 - 12:45
「慶應義塾大学SFCキャンパスにおける e-learning の活用事例」
大川 恵子(おおかわ けいこ)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授
概要: 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスでは、キャンパス内の講義をグローバ
ルに共有し、学外の学習者に役立てるためのしくみとして、KEIO UNIVERSITY
SFC GLOBAL CAMPUS (SFC-GC)を2002年より開始しました.また、2005年度からは、
同枠組みを利用したオンライン科目等履修生制度のパイロットプログラムを開始
しています.本講演では Global Campus の概要、実績、また、運営における課
題などを議論します.

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12:45 - 14:00 昼食
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14:00 - 15:00
「e-Learningシステム構成と標準化技術
-ISO/IEC-JTC1、SC36-WG2(協調学習)の活動を中心にして-」
岡本 敏雄(おかもと としお)
電気通信大学大学院情報システム学研究科教授、ISO-SC36-WG2議長、教育システム情
報学会会長 
概要: e-Learningシステムの基盤であるLCMS(Learning & Course Management
System)の機能・仕組みと協調学習について述べる.特に後者は、現在、
ISO/IEC JTC1、SC36-WG2(協調学習)で標準化の審議をしているが、その内容に
ついて述べる.

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15:00 - 16:00
「eラーニング技術標準化の動向−SCORMを中心に−」
仲林 清 (なかばやし きよし)
NTTレゾナント株式会社 ラーニングポータル部門長
概要: eラーニングの普及とともに技術標準化の活動も進展してきた.本講演
では,eラーニングコンテンツの標準規格であるSCORMを中心に, eラーニング技
術標準化の意義,課題,今後の展開などについて述べる.

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16:00 - 16:15 休憩
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16:15 - 17:45
「学習者中心のサービス指向e-Learningを目指して
−早稲田大学人間科学部eスクールの実践と挑戦−」
金 群 (Qun Jin)
早稲田大学 人間科学学術院 教授
概要: 早稲田大学では、2003年にインターネットを利用した通信教育課程(e
スクール)を人間科学部に開設した.本講演では、eスクールの全体像や、質の
高い学習成果を目指すサービス指向e-Learningの研究と実践などについて紹介す
る.

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参加資格・参加費
参加資格に特に制限はございません.参加費は以下のとおりです.
学生 1,000円
電子情報通信学会会員でデータ工学技術研究報告の年間予約購読者 3,000円
電子情報通信学会会員(上記以外) 5,000円
関連学会会員 5,000円
(情報処理学会データベースシステム研究会登録会員, 日本データベース学会会
員,ACM SIGMOD日本支部会員)
その他 6,000円
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参加申込要領

参加申込は電子メールにて受け付けます.申込締切は10月14日(金)です.会場に
限りがありますので,お早めにお申し込み下さい.定員が埋まり次第申込を締切
らせていただくことがあります.申込者にはこちらから参加受付の可否を含め返
事をいたしますので,返事のメールをご確認ください.なお,事前申込人数が定
員に満たない場合は当日の申込みも受け付けます.

以下のフォームに御記入いただき,下記アドレスまで御送付下さい.

申込用アドレス: seminar [at] cslab.kecl.ntt.co.jp

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        チュートリアル「データ工学者のためのeラーニング活用」申込書
           (seminar [at] cslab.kecl.ntt.co.jp にお送りください)

1. 御名前:
2. 御所属:
3. 連絡先
     e-mail:
     tel:
     fax:
4. 参加資格 (以下の a〜g から選択):
   a) 学生 (1,000円)
   b) 電子情報通信学会でデータ工学技術研究報告の年間予約購読者 (3,000円)
   c) 電子情報通信学会員(上記以外) (5,000円)
   d) 情報処理学会データベースシステム研究会登録会員 (5,000円)
   e) 日本データベース学会会員 (5,000円)
   f) ACM SIGMOD日本支部会員 (5,000円)
   g) その他 (6,000円)


5. 領収書の要,不要 (以下のいずれかを選択):
   a) 要
   b) 不要
   ※ 書式・宛名の指定があればその旨御記入下さい

6. その他,御要望がありましたらお知らせください

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お問い合わせ

本チュートリアルに関してご不明な点がございましたら,
申し込みと同じアドレス seminar [at] cslab.kecl.ntt.co.jp まで,
でお願いします.



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佐藤 哲司
NTT コミュニケーション科学基礎研究所
社会情報研究部  phone: 0774-93-5200
<URL    http://www.kecl.ntt.co.jp/csl/sirg/people/satoh/index-j.html>


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