日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2006年)

[CFA] 第6回WI2研究会


日本データベース学会の皆様
ACM SIGMOD 日本支部の皆様
(重複してお受け取りの際はご容赦ください)

大阪大学の土方です.
第6回WI2研究会を7/3,4に札幌で行います.
事前登録の締め切りは,6/26(月)までとなっております.
たくさんのご参加,お待ちしております.
(もちろん,当日参加もOKです)

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   第6回 Webインテリジェンスとインタラクション研究会
            参加募集案内

                        専門委員長 土方 嘉徳

電子情報通信学会 Webインテリジェンスとインタラクション研究会では,来る
2006年7月3日(月),4日(火)に,札幌コンベンションセンターにて,第6回研究
会を開催します.一般発表は,ロング発表,ショート発表合わせて,26件の
発表がございます.内容は,テキストマイニング,情報検索,情報推薦,情報
探索,ニュース配信,ブログ,メタデータ,Webにおけるヒューマンインタフェ
ースなどです.
特別企画としては,「自然言語処理技術と評価型ワークショップの動向」を取り
上げます.NTCIRなどの評価型ワークショップに深くたずさわってこられた先生
方から,自然言語処理の基礎的な知識から,評価型ワークショップにおけるテス
トコレクションについて,そして最新の結果まで報告いただきます.具体的には,
広島市立大学の難波英嗣先生からテキスト自動要約研究の現状を,立命館大学
の福本淳一先生から質問応答技術の現状を,最後に北海道大学/国立情報学研
究所の吉岡真治先生からWeb情報検索システムの分析についてご講演いただきま
す.
好評の懇親会は,カニのフルコースです.こちらもふるって,ご参加ください.
研究会参加には,お得な事前登録の制度を設けておりますので,ぜひご利用く
ださい.当日お会いできることを心から楽しみにしております.

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日時 平成18年7月3日(月) 09:30〜17:25
   平成18年7月4日(火) 09:15〜16:00
会場 札幌コンベンションセンター 206会議室
  (札幌市白石区東札幌6条1丁目)
   http://www.sora-scc.jp/

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プログラム案内
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■7月3日(月)
09:30-09:45 開会の挨拶

09:45-11:45 セッション1(ロング発表):テキストマイニング
座長:関 洋平(豊橋技術科学大学)
副座長:櫻井 茂明(東芝)
1.大域ウェブアクセスログとウェブコミュニティを用いたトピックに
  関連する検索語群の発見法
  大塚 真吾,喜連川 優(東京大学)
2.共起状況の包含関係に基づく関連語の抽出と検索支援への応用
  山本 英子 井佐原 均(NICT)
3.グループ学習モニタリングを目的とするインテリジェント
  ヒューマンセンシングに基づく時系列データマイニング手法
  青野 雅樹,関口 雄祐,鈴木 尚也,安田 好文,関 洋平
  (豊橋技術科学大学)
4.メタデータを利用したコンテキストによるコンテンツ抽出実験
  嶋津 恵子,齋藤 功,吉永 早織,古川 康一(慶應義塾大学)

11:45-13:00 昼休み

13:00-15:30 セッション2(ロング発表):情報検索とインタフェース
座長	山田 和明 (東京大学)
副座長	羽野仁彦(リクルート)
5.An Object-Based Navigation Interface for VRML/X3D Contents
  三宅 芳博,木原 建行,荒屋 真二(福岡工業大学)
6.連鎖検索と近傍検索に基づくWebコンテンツへの効率的なアクセス方法
  石谷 康人,鈴木 優,布目 光生(東芝)
7.Gards-変化し続ける興味に対応する情報探索
  大坪 五郎(デンソーアイティーラボラトリ)
8.発信者と閲覧者の情報を用いたブログのナビゲーションインタフェース
  川口 克則,定方 徹,奥田 英範(NTT)
9.Webにおけるバランス感覚のある情報推薦方式の提案
  河合 由起子(京都産業大学),熊本 忠彦(NICT)、田中 克己
  (京都大学)

15:30-15:45 休憩

15:45-17:25 セッション3(ショート発表)
座長:土方 嘉徳 (大阪大学)
副座長:大塚 真吾 (東京大学),加藤 文彦 (慶應義塾大学)
10.テキストマイニングを用いた意思決定支援システム
  王 広為,荒木 健治(北海道大学)
11.コンテキストに応じたWEB閲覧情報提示システムの開発
  森田 哲之(NTT サイバーソリューション研究所),
  Tian Luo Hao (University of waterloo),
  加藤 泰久(NTT サイバーソリューション研究所)
12.画像とテキスト情報を用いた雰囲気レコメンデーション
  太田 将行(セントラルコンピューターサービス),
  中川 聖(セントラルコンピューターサービス),
  羽野 仁彦(リクルート),橋場 一郎(リクルート)
13.トラックバックを用いた研究レポートのソーシャル化
  宮崎 真,廣安 知之,三木 光範(同志社大学)
14.位置情報を用いたブログサービス"ろぐの細道"の提案
  星野 厚,岡 瑞希,加藤 和彦(筑波大学)
15.寄り道おすすめサービスのための時刻別ユーザ行動の考察
  吉田 由紀,定方 徹,奥田 英範(NTT)
16.地域店舗のネットメディアへの出稿状況と消費者の検索動向に
  関する報告
  羽野 仁彦(リクルート)
17.匿名P2Pネットワークを利用したWeb閲覧履歴共有方式の提案
  井口 誠(フランステレコム, 早稲田大学),後藤 滋樹(早稲田大学)

18:30-20:30 懇親会(カニのフルコース)


■7月4日(火)
9:15-11:15 チュートリアル
 「自然言語処理技術と評価型ワークショップの動向」
  司会:難波 英嗣(広島市立大学)
T1.テストコレクションを用いたテキスト自動要約研究の現状
  難波 英嗣(広島市立大学),
  平尾 努(NTTコミュニケーション科学基礎研究所),
  奥村 学(東京工業大学)
T2.質問応答技術
  福本 淳一(立命館大学)
T3.テストコレクションを用いたWeb情報検索システムの分析
  吉岡 真治(北海道大学/国立情報学研究所)

11:15-11:30 休憩

11:30-12:30 セッション4(ショート発表)
座長	高間 康史 (首都大学東京)
副座長	井口 誠 (フランステレコム株式会社),坂本 比呂志 (九州工業大学)
18.コンテキストデータ問い合わせ言語CQLの提案
  官上 大輔(NICT)
19.感想情報を用いた注目情報付加・利用方式の改良
  大浦 啓一郎,森田 哲之,日高 哲雄,田中 明通,加藤 泰久(NTT)
20.質問応答における知識源選択規則の自動獲得と適用
  亀山 恵祐(北海道大学),荒木 健治(北海道大学),
  木村 泰知(小樽商科大学)
21.動向情報に対する変化要因の抽出手法
  山本 健一,谷岡 広樹,殿井 加代子(ジャストシステム)
22.つながりを支える緩やかなコミュニケーションメディアの実現に
  向けて
  松田 昌史,赤塚 大典,松下 光範
 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

12:30-13:45 昼休み

13:45-15:45 セッション5(ロング発表):ニュース配信とトピック分析
座長:大坪 五郎(デンソーアイティーラボラトリ)
副座長:河合由紀子(京都産業大学)
23.掲示板サイトに内在する注意スレッドの分析法
  櫻井 茂明、折原 良平(東芝)
24.携帯向けオンラインニュース配信のための視聴履歴に基づく
  嗜好クラスタ管理手法の検討
  大槻 一博(NHK放送技術研究所),服部元(KDDI研究所),
  帆足 啓一郎(KDDI研究所),星野 春男(NHK放送技術研究所),
  菅谷 史昭(KDDI研究所)
25.ニュース番組自動生成システムwEEによる記事印象の伝達度評価
  熊本 忠彦(NICT),灘本 明代(NICT),田中 克己(京都大学)
26.ウェブ検索APIとトピック主導型クローリングに基づく
  ロボット型住所関連情報検索システム
  藤本 典幸,森本 泰貴,長屋 務,萩原 兼一(大阪大学)

15:45-16:00 閉会挨拶


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チュートリアル「自然言語処理技術と
評価型ワークショップの動向」概要
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司会:難波 英嗣(広島市立大学)

1.テストコレクションを用いたテキスト自動要約研究の現状
  難波 英嗣(広島市立大学)
近年,自然言語処理に関連する様々な研究分野で,テストコレクションと呼ば
れる大規模な実験用データセットが構築されており,これらを用いた研究が活
発に行われるようになってきている.このような研究分野のひとつにテキスト
自動要約がある.本講演では,まず,テキスト自動要約に関する国内外のテス
トコレクション構築プロジェクトについて述べる.次に,テストコレクション
を用いた研究の現状を報告する.最後に,利用可能な要約システムや評価ツー
ルを紹介する.

2.質問応答技術
  福本 淳一 (立命館大学)
大量の組織化されていない情報から自然言語で記述された任意の質問を与える
ことで答える得る技術として質問応答技術がある.一般にこのような質問に対
する回答を得るためには,質問文がどのような内容を尋ねているのかの質問タ
イプを決定し,質問文から得られたキーワードにより検索された文書から質問
タイプに応じた要素を回答として抽出するといった手法が多く用いられている.
本講演では,質問応答技術に関する各要素技術について解説するとともに,質
問応答技術に関する評価ワークショップで設定されたタスクや関連研究につい
ても紹介する.

3.テストコレクションを用いたWeb情報検索システムの分析
  吉岡 真治 (北海道大学/国立情報学研究所)
異なる情報検索システムを客観的な指標に基づいた分析を行うために、検索対
象となる文書・検索課題・関連文書リストの3つにより構成されるテストコレク
ションを用いた研究が行われている。このようなテストコレクションの多くは、
TRECやNTCIRに代表される評価型ワークショップの結果に基づき作成されている。
これらのワークショップでは、情報検索システムに関連する研究課題の変遷に
対応する形でタスクを定義し、様々な研究者のニーズに答えるテストコレクショ
ンを作成している。本講演では、これらのワークショップで取り扱われている
Webを対象としたタスクと関連研究を紹介することにより、Web情報検索システ
ムの研究の方向性を紹介する。


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参加費と事前登録の案内
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1.参加費
・プロシーディングス価格
 3000円(参加者は全員購入.聴講のみの学生は除く)
・参加費
 学生:無料.
 事前登録者:1000円.当日参加者:2000円.
 (特別講演参加費を含む)
2.事前登録(6/26まで)
事前登録を行うことで,参加費2000円が,半額の1000円となります.学生の
方は参加費は無料ですが,できる限り事前登録をお願いします.
また,当研究会では懇親会も企画(詳細は下記項目参照)いたしております.
懇親会へのご出欠も合わせて,お知らせください.会場の都合により,定員が
発生する場合も,ございます.その場合,定員になり次第,締め切りとさせて
いただきます.ご理解のほど,よろしくお願い致します.
当研究会は,研究会からの案内をお送りするメーリングリストを開設しており
ます.登録ご希望の方は,合わせてお申し込みください.
期限は6/26(月)までとなっております.それまでに,下記の事前登録票を
下記のアドレスまで電子メールでお送りください.
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            事前登録票
    (第6回 WI2研究会・7/3(月),4(火) 札幌コンベンションセンター)
お名前(ふりがな):
所属:
住所:〒
電話番号:
FAX番号:
E-mail:
学生/一般の区分:学生 / 一般
懇親会への参加:希望する / 希望しない
メーリングリストへの登録:登録済み / 希望する / 希望しない
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事前登録票送付先
 平松 薫(日本電信電話株式会社 NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
 E-mail:hiramatu [at] cslab.kecl.ntt.co.jp



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懇親会
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研究会終了後,懇親会を予定いたしております.今回は,カニのフルコース
です.場所,日時,会費は,以下のようになっております.ふるってご参加
ください.
場所:かに家 札幌市中央区南4条西2丁目 TEL: (011)222-1117
日時:2006年7月3日(月) 18:30-20:30
会費:社会人 5000円,学生 3000円


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飛行機の案内
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研究会では航空券は用意いたしませんので,各自で航空券を購入してください.
(行きの飛行機に関して)
セッション1に間に合うようにするためには,東京からお越しの方も,
大阪からお越しの方も,前日(7/2)に札幌に入る必要があります.
(帰りの飛行機に関して)
最後のセッションまで聞いた後に帰る場合,以下の飛行機なら間に合い
ます.
○東京行き
JAL1030 18:00札幌千歳 → 19:35東京羽田
JAL1032 19:15札幌千歳 → 20:50東京羽田
JAL1034 19:50札幌千歳 → 21:25東京羽田
JAL1036 20:25札幌千歳 → 22:00東京羽田
JAL1038 20:50札幌千歳 → 22:25東京羽田
JAL1040 21:10札幌千歳 → 22:45東京羽田
JAL1042 21:35札幌千歳 → 23:10東京羽田

ANA074 18:30札幌千歳 → 20:05東京羽田
ANA 4724 18:50札幌千歳 → 20:20東京羽田
ANA 076 19:25札幌千歳 → 21:00東京羽田
ANA 082 20:35札幌千歳 → 22:10東京羽田
ANA 4728 21:25札幌千歳 → 22:55東京羽田
ANA 970 21:45札幌千歳 → 23:20東京羽田

SKY722 札幌千歳18:00 → 東京羽田19:35
SKY726 札幌千歳19:50 → 東京羽田21:25
SKY730 札幌千歳21:10 → 東京羽田22:45

ADO024 札幌(千歳)18:50 → 東京(羽田)20:20
ADO028 札幌(千歳)21:25 →  東京(羽田)22:55


○大阪・神戸行き
JAL3308 18:45札幌千歳 →  20:45神戸

ANA 1716 18:40札幌千歳 →  20:50関西
ANA 1718 19:00札幌千歳 →  21:10関西


○名古屋行き
JAL3118 18:25札幌千歳 →  20:10名古屋中部
JAL3120 19:00札幌千歳 →  20:45名古屋中部

ANA 716 19:40札幌千歳 →  21:20名古屋(中部)


○仙台行き
JEX2918 18:25札幌千歳 →  19:30仙台

ANA 730 18:55札幌千歳 →  20:05仙台



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問合せ先
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平松 薫(日本電信電話株式会社 NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
 〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台2-4
 TEL〔0774〕93-5237,FAX〔0774〕93-5245
 E-mail:hiramatu [at] cslab.kecl.ntt.co.jp

主催 電子情報通信学会 Webインテリジェンスとインタラクション研究会
   http://www.ieice.org/~wi2/
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Yoshinori Hijikata, Ph.D.
Division of Systems Science and Applied Informatics
Graduate School of Engineering Science, Osaka University
Tel:  +81-6-6850-6382   Fax:  +81-6-6850-6341
E-mail: hijikata [at] sys.es.osaka-u.ac.jp