日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2008年)

[dbjapan] DBSJ Newsletter Vol.1, No.3


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┃ 日本データベース学会 Newsletter
┃ 2008年12月号 ( Vol. 1, No. 3 )
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【目次】

1.報告集

・ 8/23-29 VLDB2008                   [静岡大学 横山]
・10/28  バイオインフォマティクス学会第5回オントロジー研究会
                             [京都大学 五斗]
・11/10  IEEE Japan Council WIE フォーラム&
 11/23  IEEE Japan Council WIE 協賛シンポジウム
                      [中央大学 矢野,リコー 橋本]
・11/29  楽天研究開発シンポジウム2008           [楽天 高見]
・12/ 1- 2 WebDBフォーラム2008              [筑波大学 森嶋]
・12/11-12 第13回Webインテリジェンスとインタラクション研究会
                             [大阪大学 土方]
                           [岡山県立大学 國島]
・12/15-16 ISUC2008               [情報通信研究機構 木俵]

2.論文募集

[国内]
・12/26論文締切:日本データベース学会論文誌 Vol.7 No.4
・ 1/ 9論文締切:DEIM Fourm 2009, 2009/3/8-10, 静岡県掛川市
・ 1/15論文締切:JSAI Wikipediaワークショップ, 2009/1/22,東京大学
・ 1/ 9申込,2/19論文締切:
        第14回Webインテリジェンスとインタラクション研究会,
        2009/3/23-25,島根大学
・ 4/19論文締切:AIRS 2009,2009/10-21-23,北海道大学
・ 4/30論文締切:JSAI論文誌「Webインテリジェンスとインタラクション」特集
         2010年1月号

[海外]
・ 1/ 5論文締切:SeNTIE2009, 2009/5, Taipei, Taiwan
・ 1/10論文締切:ICADIWT 2009, London, UK
・ 1/16デモ締切:MDM 2009, 2009/5/18-21, Taipei, Taiwan
・ 1/23論文締切:JCDL2009, 2009/6/15-19, Austin, TX, USA
・ 1/28抄録締切,2/1論文締切:DAIS 2009, 2009/6/9-11, Lisbon, Portugal
・ 2/ 6論文締切:KDD-2009, 2009/6/28-7/1, Paris, France
・ 3/21論文締切:ECDL2009, 2009/9/27-10/2, Corfu, Greece

3.会議案内

[国内]
・2009/ 1/29-30 JSAI第84回知識ベースシステム研究会, NTT武蔵野研究開発センタ
・2009/ 3/16-19 DMIEW 2009, 福岡工業大学
・2009/ 5/11-14 Pervasive 2009, 奈良県新公会堂

[海外]
・2009/ 1/15-16 ICUIMC-2009, Suwon, Korea
・2009/ 4/21-23 DASFAA 2009, Brisbane, Australia
・2009/ 4/27-30 PAKDD-09, Bangkok, Thailand
・2009/ 5/26-29 AINA2009, Bradford, UK
・2009/ 5/26-29 DMWPC 2009, Bradford, UK
・2009/ 5/26-29 MAW-09, Bradford, UK

4.教員公募

・ 1/ 7締切 甲南大学 教授,准教授,講師のいずれか1名
・ 3/31締切 東北大学 教授1名

5.その他

・XMLプログラミング・コンテスト (http://xmlchallenge.jp/)
 2/16 応募締切, 2/26 一次審査, 3/ 6 最終審査




【内容】

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
1.報告集

●会議名:VLDB 2008
     The 34th Int. Conf. on Very Large Data Bases
 日時:2008年8月23-28
 場所:Auckland, New Zealand
 URL:
https://www.cs.auckland.ac.nz/research/conferences/vldb08/index.php/VLDB_08

【静岡大学 横山昌平】

 8月23日から28日まで,今年のVLDBはニュージーランド最大の都市オー
クランドで開催されました.私はSIGMOD日本支部からの依頼により,これに参加
し,先の12月20日,ACM SIGMOD日本支部第40回支部大会において参加報告
を行いました.恥ずかしながら,日本開催を除けばトップカンファレンスに参加
するのはこれが初めての機会でして,しかも3時間の報告を作るというタスク課
せられますので,白状しますと,この話が来た直後にボイスレコーダーとビデオ
カメラを買いに走りました.そんな不安の中参加してきた訳ですが,会議報告を
終えた今,改めて考えますと,自分自身の専門のみならず幅広い研究に触れる事
ができ,私個人にとってもとてもインプレッシブな経験が出来たと思っています.

 開催地のオークランドですが,ニュージーランドの北島の北部に位置します.
南半球のため開催期間の8月は真冬に当たりますが,北島北部は亜熱帯とも言わ
れ,日本の冬に比べたらだいぶ暖かい気候です.と言いましても,私自身は,そ
んな事は全く知らずに,また北島が北海道に似ているという先入観のせいか,分
厚いコートを持って行ってしまい,日々の洋服のチョイスに困りましたが・・・.
 さて,会議ですが,注目すべきは今年から新設されたExperiments and
Analysesのセッションだと思います.このセッションは,同じ課題に属する様々
なアルゴリズムを実際に実装し,同じ環境で比較実験をするというタイプの研究
を集めたものです.たとえばXMLラベリングやMoving Objectのインデクス等,
全部で6つの発表がありました.この中でFrequent Item Problemのアルゴリズ
ムを比較検証した論文が,全体のベストペーパーにも選ばれています.
 キーノートとしては,メルボルン大学のJustin Zobel氏とウィスコンシン大学
マディソン校のMark D. Hill氏が講演しました.特にTransactional Memoryに
ついてのMark D. Hill氏のご講演はスライドも丁寧で,私のようなハードウェア
初心者にとっても非常に分かりやすい講演でした.このスライドはVLDBのWeb
ページからダウンロードできますので,ご興味があればダウンロードされる事を
お勧めします.

 最後に,会議以外の事についてもすこし触れたいと思います.オークランドに
行って,一番印象に残っているのは,なんといっても芝生の青さです.真夏の日
本の芝生が青いのは当然だとして,真冬のニュージーランドで,公園の芝生が青々
としているのには少々驚きました.調べてみるとそもそも芝の種類が違うようで
すが,それにしても手入れの行き届いた芝の公園がそこかしこにある街並みはと
ても綺麗でした.

 もう一つ,私は知らなかったのですが,ニュージーランドは低価格で質の良い
ワインの産地としても有名だそうです.低価格のワインとしては南米産等が日本
では有名ですが,距離的にはニュージーランドの方が日本と近いので,もしかし
たら今後,注目されるかもしれません.さて,来年のVLDBは,ボジョレー・ヌ
ヴォーで有名なボジョレーに近いリヨンで開催だそうです.

●会議名:バイオインフォマティクス学会第5回オントロジー研究会
 日時:2008年10月28日(火)14:00〜17:00
 場所:東京大学医科学研究所講堂
 URL:http://www.jsbi.org/modules/event1/index.php?page=article&;
storyid=105

【報告者:京都大学 五斗進】

バイオインフォマティクス研究では,ゲノムプロジェクトやその後の大規模解
析で得られる情報を,文献や教科書の知識とともに解析することによって生命
システムを理解することを目指しています.ゲノム解析技術の高速化・多様化
に伴い,多種多様なデータが得られ,それに従いデータベースの数も種類も爆
発的に増加しています.そのため,それらのデータベースを統合的に利用する
ためのオントロジー技術の開発も重要となっています.

オントロジー研究会では,オントロジー,データベース構築・統合,データマ
イニング,テキストマイニングなど幅広い分野の研究者が,バイオインフォマ
ティクス応用を議論できる場を提供しています.第5回目の今回は理化学研究
所(理研)のお二人の先生に講演をお願いしました.理研では,ヒト,マウス,
シロイヌナズナなどをゲノムレベルで解析し,大量のデータを産出しています.
さらに,生物種や解析手法の数だけ,ラボごとにデータベースが構築されてい
るという現状があります.これらを使いやすくするためのオントロジー構築,
データベース統合化のアプローチについて分かりやすくご紹介頂きました.

まず,桝屋啓志先生には「実験遺伝学における多様なデータを記述するための
オントロジー基盤の構築」と題して,疾患モデルとしてのマウス実験における
遺伝子変異と表現型(身近な例では,人間ドックの検査結果みたいなものを思
い浮かべてもらえればいいかと思います)のデータベース構築に必要なオント
ロジーについて講演して頂きました.遺伝学の知識や表現型の定性的,定量的
性質を管理するための枠組みの重要性について議論されました.

豊田哲郎先生には「理研におけるセマンティクウェブ技術の応用とライフサイ
エンス統合DBへの貢献」と題して,理研に数10あるデータベースをいかにし
て統合するかという課題について,セマンティクウェブの応用や高速検索シス
テムの開発をからめてお話し頂きました.文部科学省の統合DBプロジェクトの
一環として開発されているシステムです.システムだけでなく,データを産生
する研究者への教育や協力体制の構築も重要そうです.

今回は一般講演も2件ありました.一つはテキストマイニングを応用した疾患
パスウェイのデータベース構築,もう一つは化学物質の毒性データベースの構
築とリスク評価手法開発で,どちらもデータベースの構築とその応用について
の議論が活発にされました.オントロジー研究会では,このようにデータベー
ス関係の話題も多く出てきます.次回は未定ですが,次回もDBjapanに案内を
流させて頂こうと思いますので,データベースコミュニティの多くの方がバイ
オインフォマティクスや本研究会にも興味を持って参加して頂ければ幸いです.

●会議名:IEEE Japan Council WIE (Women in Engineering) フォーラム
 日時:2008年11月10日 13:00〜17:00(参加無料)
 場所:名古屋大学 野依記念学術交流館
 URL: http://www.kyodo-sankaku.provost.nagoya-u.ac.jp/

 会議名:IEEE Japan Council WIE (Women in Engineering) 協賛シンポジウム
     第1回 津田塾大学 女性研究者支援センター シンポジウム
     テクノロジー分野で働く女性研究者支援を考える
 日時:2008年11月23日 13:00〜19:00(参加無料)
 場所:津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス 津田ホール会議室

【報告者:中央大学 矢野絵美,リコー 橋本隆子】

IEEEは160カ国37万人余の会員から構成される世界最大規模の電気・電子・情報
の国際的学会である.Women in Engineering(WIE)はIEEEの女性エンジニアの
育成・支援を目指し,グローバルに活動を行っているCommitteeである(会員数
1万2千人).WIE Japan
(http://www.ieee-jp.org/japancouncil/affinitygroup/WIE/)
はIEEE Japan CouncilのAffinity groupとして2005年5月に発足し,2008年1月よ
り國井秀子Chair(リコーソフトウエア株式会社 取締役会長)の下で活動を行っ
ている.これまでにお茶の水女子大学長 郷通子先生による講演会 (2008年3月),
企業(東芝,NTT,日産自動車,リコー)の女性技術者によるパネルディスカッ
ション(2008年6月)を開催し大変好評を博した.本稿では,WIE Japanがこの秋
に開催した2つのシンポジウムについて報告をする.

1.あいち男女共同参画社会推進・産学官連携フォーラムシンポジウム
  〜ダイバーシティ(多様性)が創る未来〜個性と能力を発揮できる社会へ〜
(2008年11月10日,名古屋大学 野依記念学術交流館)
http://www.nuws.provost.nagoya-u.ac.jp/aichiForum/index.html

本シンポジウムは,WIE Japan が産(愛知県経営者協会)・学(名古屋大学キャ
リアパス支援室)・官(名古屋市,愛知県)と連携して開催したイベントであり,
女性のキャリア開発の重要性,ダイバーシティの必要性をさまざまな観点から議
論し,訴求することを目的としたものである.WIE Japan Chair 國井秀子による
基調講演,産・学・官のパネリストによるパネルディスカッションに加え,キャ
リア開発・ダイバーシティに関する具体的な経験や国・企業・大学の取り組みを
紹介するワークショップを実施し,時間を忘れるほど熱く活発な議論が随所で交
わされた.なおパネルディスカッションには,WIE Japan の橋本がパネリストと
して,ワークショップにはWIE Japanの大武美保子(東京大学),Basabi
Chakraborty(岩手県立大学)がコーディネータとして参加した.当日は平日の
午後であるにもかかわらず,愛知県内のみならず多数の地から90名を超える参加
があり,有意義かつ密度の濃いシンポジウムであった.
写真:WIE 國井Chairの基調講演の様子 (WIE2008.jpg)

2.第1回 津田塾大学 女性研究者支援センター シンポジウム
テクノロジー分野で働く女性研究者支援を考える -日米の事例を中心に-
(2008年11月23日,津田塾大学津田ホール会議室)
http://www.tsuda.ac.jp/ja/jks/sympo08.html

本シンポジウムは,津田塾大学 女性研究者支援センターが主催し,国立女性教
育会館,総務省が後援,情報処理学会,男女共同参画学協会連絡会,電子情報通
信学会,WIE Japan が協賛したイベントである.第一部では総務省総務審議官の
久保田誠之氏,アメリカのAnita Borg Institute for Women and Technology の
Caroline Simard氏,日本女子大学の遠山嘉一客員教授の講演があり,ICT分野の
国際競争力強化の重要性,日米のテクノロジー分野で働く女性研究者の状況と支
援策等が紹介された.第二部では富士通研究所 山本里枝子氏,早稲田大学
Nathalie Cavasin氏,リコー/WIE Japan 橋本を交えたパネルディスカッション
があり,各々の経験に基づいたキャリア構築の課題や対応策が具体的に述べられ
た.講演,パネルディスカッションを通して,日米のテクノロジー分野で働く女
性研究者が抱える課題の共通点や相違点が明確になり理解が深まるとともに,女
性研究者ネットワークの構築やロールモデルの提示,女子学生を動機付ける教育
やメンタリングの重要性など,今後の対策についてもさまざまな観点から意見が
出された.当日は70名を超える参加者があり,女子学生の姿も多く見られ,本テ
ーマに関する期待の大きさを再認識する1日であった.

上記活動を通し,WIE Japan として女性研究者のみならず男性・外国人研究者を
含めたダイバーシティを実現し,働きやすい環境を推進していくことの重要性を
より一層感じている.今後も研究者を支援するさまざまな活動をしていきたいと
考えている.

●会議名:楽天研究開発シンポジウム2008
     〜 次世代インターネットサービスを支えるテクノロジー 〜
 日時:2008年11月29日 12:00〜18:30
 場所:楽天株式会社 楽天タワー9F
 URL: http://www.rakuten.co.jp/event/rrds2008/
 主催:楽天株式会社 楽天技術研究所


【報告者:楽天 高見真也】

2008年11月29日(土),楽天株式会社本社(楽天タワー9F)にて「次世代インタ
ーネットサービスを支えるテクノロジー」をテーマに,楽天研究開発シンポジウ
ム2008が開催されました.

本シンポジウムでは,楽天技術研究所 所長 森正弥による開催挨拶の後,プログ
ラミング言語「Ruby」の開発者である,まつもとゆきひろ氏,ならびに宇宙エレ
ベーターの考案者である,アニリール・セルカン博士による基調講演が行われ,
研究開発の壁となるキャズムをどう乗り越えるか,インテリジェンスは進化した
のかといった異なる2つの視点から,示唆に富んだ大変興味深いお話をご講演頂
きました.

次に,情報検索やマルチメディアといった応用技術から大規模データ解析,イン
フラ技術に至るまで,幅広い研究分野を大きく3つのセッションに分け,楽天技
術研究所による査読の結果採択された論文9件の発表が行われました.また,楽
天技術研究所の研究紹介を含めた14件のポスター発表が行われ,コアタイム中に
は活発な議論が展開されました.

さらに,慶應義塾大学の井庭崇先生,株式会社Preferred Infrastructureの西川
徹氏,東京大学の増原英彦先生,日本IBM株式会社の猿渡光司氏をお招きし,「5
年先,10年先のインターネットサービス」をテーマに,パネルディスカッション
が行われました.本セッションでは,楽天技術研究所の高見真也がモデレータを
勤め,近い将来情報が爆発し,保存・解析・検索が出来なくなったとき,我々は
何を研究すべきなのか,クラウドコンピューティングは産業構造をどう変革し,
IT業界には何が求められるようになるのか,そのとき企業は研究開発をどのよう
に位置付け,産学連携はどうあるべきなのか,などについて熱い議論が交わされ
ました.

最後に,次代を担う若手研究者がより一層活躍されることを期待し,優秀な3件
の論文の著者に対して,研究奨励金とともに研究奨励賞が授与されました.最優
秀論文賞は,エージェントを使用してレコメンド技術の評価を行う手法を提案し
た東京工業大学の梅田卓志さん,優秀論文賞は,複数の観点から商品を順位付け
するための手法を提案した東京大学のZhenglu Yangさん,優秀ポスター賞は,カ
スタマーレビューを利用した商品検索システムを提案し,参加者投票でも最も高
い評価を得た名古屋大学の杉木健二さんがそれぞれ受賞しました.
http://www.rakuten.co.jp/info/release/2008/1201-1.html

楽天技術研究所が主催した初のアカデミックな試みであったにも関わらず,様々
な分野から100名近い専門家の方々にお越し頂くことができ,アンケートの結果
からも多くの好意的な評価を頂くことができました.楽天技術研究所では,今後
も様々な取り組みを通して,情報技術分野のさらなる発展に貢献して参ります.

●会議名:WebDB Forum 2008
     Webとデータベースに関するフォーラム 2008
 日時:2008年12月1-2日
 場所:学習院 創立百周年記念会館
 URL: http://db-event.jpn.org/webdbf2008/
 主催:情報処理学会 データベースシステム研究会
    日本データベース学会
   電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会

【報告者:実行委員長 筑波大学 森嶋厚行】

2008年12月1日(月)から2日(火)の二日間,学習院創立百周年記念会館において,
WebDBフォーラム2008が開催されました.本イベントは,これまでのDBWebシリー
ズを発展的解消し,情報処理学会DBS研究会,日本データベース学会,電子情報
通信学会DE研究専門委員会の3団体共催によるイベントとして開催されたものです.
協賛団体は,文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「情報爆発時代に向けた
新しいIT基盤技術の研究」,電子情報通信学会WI2研究専門委員会,ACM SIGMOD
日本支部,独立行政法人物質・材料研究機構,筑波大学知的コミュニティ基盤研
究センター,日本MySQLユーザ会,日本PostgreSQLユーザ会,Firebird日本ユーザ
会です.また,数多くの企業にご協賛いただきました.御礼申し上げます.

2日間の参加者は総勢405名に達し,WebおよびDBの先端技術に関心を持ちアクティ
ビティの高い,研究者,OSSコミュニティメンバ,先進技術者,学生が一堂に会す
るイベントとなりました.WebDBフォーラムの構成は大きく分けると,(1)招待講
演ベースの特別セッション,(2) 査読付き論文の発表を行う一般セッション,(3)
協賛企業による技術報告セッション,そして,(4) 研究発表ポスター・デモ,お
よび協賛団体・企業も出展するポスターレセプション,となります.どれも大変
盛況でしたが,特にポスターレセプションは大変な賑わいで「面白そうな出展が
多く2時間ではとてもまわれない」との声を多数いただきました.
特別セッションは「情報爆発と情報信憑性」「企業の巨大データ徹底解剖 - 新た
な研究の可能性と産学連携」「クラウドコンピューティングが変える世界とデー
タ管理」「ユーザ発信型メディアの衝撃」の4つでした.各セッションにふさわし
いキーパーソンを招聘でき,どれも大変好評でした.詳細なセッション構成や学
生奨励賞,企業賞の受賞者などの情報は下記サイトに掲載しておりますので是非
ご覧下さい.

http://db-event.jpn.org/webdbf2008/

WebDBフォーラムは通常の研究会とは異なりアカデミア以外の参加者も数多く集ま
るイベントであり,参加者の皆様にとって多くの出会いや展開のチャンスがあると
考えています.本イベントへの参加が,皆様の活動のさらなる発展のきっかけとな
れば,これ以上嬉しいことはありません.最後に,WebDBフォーラム2008の運営に
ご尽力いただきました皆様,全ての参加者の皆様に御礼申し上げます.


●会議名:第13回Webインテリジェンスとインタラクション研究会
 日時:2008年12月11-12日
 場所:神奈川近代文学館 (http://www.kanabun.or.jp/0g20.html)
 URL: http://www.ieice.org/~wi2/
 主催:電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ

【報告者::WI2研究会専門委員長 大阪大学 土方嘉徳】

2008年12月11日(木)・12日(金)に,神奈川県横浜市にある神奈川近代文学館にお
いて,第13回Webインテリジェンスとインタラクション研究会が開催されました.
Webインテリジェンスとインタラクション研究会(WI2研究会)は,2004年7月1日
に電子情報通信学会から第2種研究会として発足いたしました.生のデータやセ
マンティクスから,ユーザとの密なインタラクションに至るまで,Web技術全般
について扱う日本で唯一の研究会であります.Webは年々進化しており,そこに
存在するデータも,ユーザも,サービスも複雑かつ混沌とした状態にあります.
Webで知的活動を行うユーザを計算機で支援するためには,データ工学を始め,
人工知能,自然言語処理,ヒューマンインタフェースなど,様々な技術が必要と
なります.WI2研究会では各研究分野で活躍する研究者が集まり,自由に討論で
きる場を提供しております.

第13回WI2研究会では,155名の参加者が集まり,活発に議論が繰り広げられまし
た.一般講演は,Webアプリケーション・サービス,ニュース・CGM分析,ユーザ
適用・ユーザ行動分析,情報検索・データベース,メタデータ構築などのテーマ
で,ロング発表・ショート発表合わせて28件の発表がありました.特に,Webア
プリケーション・サービスのセッションでは,Webでの斬新なアプリケーション
やサービスの提案がなされ,IT関連の企業の方を中心に,議論が白熱いたしまし
た.

WI2研究会では,毎回特別講演を行っておりますが,第13回研究会では,チュー
トリアルとして,「ウェブインテリジェンスを支える XML(再)入門」を取り上げ
ました.5名の講演者を迎え,「XML(再)入門」(岡山県立大学 國島丈生氏),
「XML データベース(再)入門」(筑波大学 天笠俊之氏),「XML 情報検索(再)入
門」(同志社大学 波多野賢治氏),「グラフ検索(再)入門」(九州工業大学 坂本
比呂志氏),「RDF(再)入門」(産業技術総合研究所 的野晃整氏)について,話し
ていただきました.規格や手法の話だけではなく,その背後にある設計フィロソ
フィーについても丁寧に話していただき,大変好評でした.また,データベース
から検索,グラフ,RDFの話まで,関連する項目をまとめて聴講できたのも好評
だったようです.

夜は,中華街に繰り出し懇親会を行いました.四川・福建料理の店で,北京ダッ
ク,アヒルの舌の香り揚げ,蟹ミソ入りフカヒレ煮込みなど,舌鼓を打ちました.

【報告者:岡山県立大学 國島丈生】

今回,電子情報通信学会Webインテリジェンスとインタラクション研究会(IEICE
SIG-WI2)でXMLに関するチュートリアルをさせていただきました.ここでは,途
中の経緯も含めて報告させていただきます.

XML 1.0の勧告が出されたのが1998年,ちょうど10年前のことです.私がXMLに関
わりだしたのもちょうど10年前くらいなので,現在に至る道程をほぼリアルタイ
ムで見てきたことになります.そういう私でも,今のXML関連技術はあまりに広く,
とても全貌は把握できません.文書指向とデータ指向の立場の違いのように,文
面になっていない背景もあります.今さらXMLのチュートリアルをやるなら,10年
の歴史を踏まえて今のXML関連技術に俯瞰図を与えるものにしたい.そう考えて「
XML(再)入門」という題を付け,企画を練りました.

チュートリアルは,XMLそのものの解説,XMLの応用の解説,以上の2部構成になっ
ています.XMLそのものの解説では,XML・スキーマ・XPath・名前空間など基本的
な概念の説明を私(国島)が担当し,XMLデータベース(索引,問合せ言語)を天
笠先生(筑波大)に,XML情報検索を波多野先生(同志社大)にお願いしました.
これはそれぞれ,データ指向と文書指向という,XMLに対する主な2つの立場を代
表した話題として選びました.XMLの応用の解説では,SIG-WI2のテーマに近い応
用の中から,グラフ検索を坂本先生(九州工業大)に,メタデータとRDFについて
的野氏(産業技術総合研究所)にお話しいただきました.ほかにもXMLストリーム
処理やWebサービスなど,取り上げたかった話題はありますが,時間の関係で割愛
せざるを得ませんでした.

いずれもご専門に近い話題を話していただいたこともあり,企画を立案した私の
想定以上に,興味深い話が聞けたのではないかと思っております.私自身も,知
らなかった話をいくつも聞くことができました.
研究会に参加された方ばかりでなく,XMLに関心を持つ多くの方の参考になればと
思い,サポートページを用意しました.発表資料そのものの公開だけでなく,参
考資料や文献へのポインタを,イマ風にソーシャルブックマークに集約して公開
するべく,作業を続けています.この原稿の執筆時点ではまだ完成しておりませ
んが,すでにサポートページは公開しています.ぜひご活用いただければと思い
ます.

XML(再)入門サポートページ:http://tk.kunilab.org/xmltut200812

●会議名:ISUC2008
     2nd Int. Symp. on Universal Communication
 日時:2008年12月15-16日
 場所:大阪国際会議場 (http://www.gco.co.jp/japanese.html)
 URL: http://www.is-uc.org/2008/

【報告者:情報通信研究機構 木俵豊】

2008年12月15日(月)16日(火)に大阪国際会議場において,NICTの主催で国際
シンポジウムISUC2008(The Second International Symposium on Universal
Communication)が開催された.

 ISUC2008では世界中の人々が自由にコミュニケーションができるようにすると
ともに,人と機械,機械相互間においても自由にやりとりができるユニバーサル
コミュニケーションという新たな分野に焦点をあてた国際的なシンポジウムとし
て論文募集を行った結果,日本だけではなく中国,韓国を始めとしたアジアやイ
タリアやカナダ,米国などの欧米からも多くの論文投稿があった.査読の結果38
本をレギュラー・ペーパとして採択し,32本をポスター論文として採択した.

 本シンポジウムの基調講演として,長尾真国会図書館長から言葉の壁や情報の
質の壁を打ち破る技術として,言語翻訳技術や情報の信頼性分析技術についての
ご講演を頂いた.また,バーチャルリアリティやケイブシステムで著名なThomas
DeFanti教授(University of California, San Diego)からは,大画面ディス
プレイによる自然現象のビジュアライゼーションの紹介やコンピュータやネット
ワークの低消費電力化を目指すGreenLightプロジェクトについてご講演を頂いた.
さらに,西尾章治郎教授(大阪大学)からは,西尾先生がコーディネータを務め
ておられる情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発連携施策群のご講演を頂いた.
この連携施策群は,データベースコミュニティにも関係が深い,経産省「情報大
航海」プロジェクト,総務省「電気通信サービスにおける情報信憑性検証技術に
関する研究開発」プロジェクト,文科省「革新的実行原理に基づく超高性能デー
タベース基盤ソフトウェアの開発」プロジェクトをフォローアップするものであ
り,国内におけるWebコンテンツなどを対象とした主要な国家プロジェクトをま
とめ上げる役割を持つ.多くの参加者から,いずれの講演も非常に興味深い内容
であり,最新の研究動向を聴講することできて大変有意義であったという感想
を頂き,大変好評のうちに終了することができた.

 採択論文は,言語処理分野,情報検索・分析分野,臨場感メディア分野,ユビ
キタス分野などの12のテクニカルセッションで発表が行われ,さらにデモセッシ
ョンにおいては国内外の研究成果27件のデモが行われた.本シンポジウムでは国
内外から236名の研究者が参加して,テクニカルセッション・ポスターセッショ
ン・デモセッションなどの各セッションにおいて大変活発な議論が行われた.そ
の活発な議論はユニバーサルコミュニケーションという新たな分野が確実に広が
りつつあることを確認させるものであった.

 ISUCは更なる国際化,オープン化を行いつつ,来年度も広く論文募集を行い,
東京で12月に開催する予定としている.

写真:長尾国会図書館長の基調講演と西尾教授の基調講演 (ISUC2008.jpg)

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2.論文募集

【国内】

[青山学院大学 増永]
雑誌名:日本データベース学会論文誌
    Journal of the Database Society of Japan
日程:2008年12月26日17:00 投稿締切(Vol.7, No.4)
   2009年 3月27日 刊行予定

[名古屋大学 石川]
会議名:DEIM Forum 2009
    第1回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム
    (Forum on Data Engineering and Information Management)
日時:2009年3月8-10日
場所:ヤマハリゾートつま恋 (http://www.tsumagoi.net/)
URL: http://db-event.jpn.org/deim2009/
主催:電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会
   日本データベース学会
   情報処理学会 データベースシステム研究会
日程:2009年 1月 9日 論文投稿締切

[東京大学 中山]
会議名:人工知能学会 第20回セマンティックウェブとオントロジー研究会
    Wikipediaワークショップ
日時:2009年1月22日
場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館231号講義室
   http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html
日程:2009年 1月15日 論文締切

[大阪大学 土方]
会議名:第14回Webインテリジェンスとインタラクション研究会
日時:2009年3月23-25日
場所:島根大学松江キャンパス
   http://www.shimane-u.ac.jp/web/campus_access/campus_map/matsue_c.html
URL: http://www.ieice.org/~wi2/
主催:電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ
日程:2009年1月 9日 申込締切
   2009年2月19日 原稿締切

[筑波大学 藤井]
会議名:AIRS 2009
    The 5th Asia Information Retrieval Symp.
日時:2009年10月21-23日
場所:北海道大学
URL: http://www-kb.ist.hokudai.ac.jp/AIRS2009/
日程:2009年4月19日 投稿締切

[大阪大学 土方]
雑誌名:人工知能学会論文誌「Webインテリジェンスとインタラクション」特集
日程:2009年 4月30日 投稿締切
   2009年 9月30日 採録決定
   2009年10月30日 最終原稿提出
   2010年 1月号 掲載予定

【海外】

[大阪大学 原]
会議名:SeNTIE2009
    Int. Workshop on Sensor Networks Technologies for
    Information Explosion Era
    (in conjunction with MDM 2009)
日時:2009年5月
場所:Taipei, Taiwan
URL: http://www-nishio.ist.osaka-u.ac.jp/conf/sentie2009/
日程:2009年1月 5日 論文締切

[香川大学 垂水]
会議名:ICADIWT 2009
    The 2nd Int. Conf. on the Applications of Digital Information
    and Web Technologies
日時:2009年8月4-6日
場所:London Metropolitan Univ., London, UK
URL: http://www.dirf.org/diwt2009/
日程:2009年1月10日 論文締切

[大阪大学 原]
会議名:MDM 2009
    The 10th Int. Conf. on Mobile Data Management:
    Systems, Services and Middleware
日時:2009年5月18-21日
場所:Taipei, Taiwan
URL: http://adslab.cs.nctu.edu.tw/mdm2009/
日程:2009年1月16日 デモ発表締切

[筑波大学 森嶋]
会議名:JCDL2009
    Joint Conf. on Digital Libraries
日時:2009年6月15-19日
場所:Austin, TX, USA
URL: http://www.jcdl2009.org
日程:2009年1月23日 論文締切
   2009年1月31日 ポスター&デモ締切
   2009年1月31日 チュートリアル&ワークショップ提案デモ締切

[東京工業大学 横田]
会議名:DAIS 2009
    9th IFIP Int. Conf. on Distributed Applications and
    Interoperable Systems
日時:2009年6月9-11日
場所:Lisbon, Portugal
URL: http://discotec09.di.fc.ul.pt/index.php?title=Dais
日程:2009年1月28日 抄録締切
   2009年2月 1日 論文締切

[京都大学 小山]
会議名:KDD-2009
    The 15th ACM SIGKDD Int. Conf. on Knowledge Discovery and
    Data Mining
日時:2009年6月28日-7月1日
場所:Paris, France
URL: http://www.kdd.org/kdd2009/
日程:2009年2月 6日 論文締切 (抄録締切2009年2月2日)
    2009年2月 6日 ワークショップ提案締切2009年1月19日
    2009年2月23日 パネル提案締切

[筑波大学 森嶋]
会議名:ECDL2009
    13th European Conf. on Digital Libraries
日時:2009年9月27日-10月2日
場所:Corfu, Greece
URL: http://www.ecdl2009.eu/
日程:2009年2月27日 ワークショップ・チュートリアル
   2009年3月21日 論文・ポスター・デモ
   2009年6月 1日 Doctoral Consortium Papers


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3.会議案内

【国内】

[筑波大学 森嶋]
会議名:人工知能学会第84回知識ベースシステム研究会
    「Web情報処理」特集
日時:2009年1月29-30日
場所:NTT武蔵野研究開発センター コンベンション
   http://www.ntt.co.jp/islab/access/
URL: http://www.ai.sanken.osaka-u.ac.jp/sig-kbs/
日程:2008年11月28日 申込締切
   2008年12月26日 論文締切

[大阪大学 原, 神崎]
会議名:DMIEW 2009
    Int. Workshop on Data Management for Information Explosion
    in Wireless Networks
    (in conjunction with CICIS 2009)
日時:2009年3月16-19日
場所:福岡工業大学
URL: http://www-nishio.ist.osaka-u.ac.jp/conf/dmiew2009/

[東京大学 川原]
会議名:Pervasive 2009
    The 7th Int. Conf. on Pervasive Computing
場所:奈良県新公会堂
日時:2009年5月11-14日
URL: http://www.pervasive2009.org/


【海外】

[お茶の水女子大学 小口]
会議名:ICUIMC-2009
    The 3rd Int. Conf. on Ubiquitous Information
    Management and Communication
日時:2009年1月15-16日
場所:Suwon, Korea
URL: http://www.icuimc.org/

[東京工業大学 横田]
会議名:DASFAA2009
    The 14th Int. Conf. on Database Systems for Advanced
    Applications
日時:2009年4月21-23日
場所:Brisbane, Australia
URL: http://www.itee.uq.edu.au/~dasfaa

[東京大学 喜連川]
会議名:PAKDD-09
    The 13th Pacific-Asia Conf. on Knowledge Discovery
    and Data Mining
日時:2009年4月27-30日
場所:Bangkok, Thailand
URL: http://www.pakdd2009.org

[大阪大学 原]
会議名:AINA2009
    The 23rd IEEE Int. Conf. on Advanced Information
    Networking and Applications
日時:2009年5月26-29日
場所:Bradford, UK
URL: http://www.inf.brad.ac.uk/~iawan/aina/

[大阪大学 神崎]
会議名:DMWPC 2009
    2nd. Int. Workshop on Data Management for Wireless
    and Pervasive Communications
    (in conjunction with AINA2009)
日時:2009年5月26-29日
場所:Bradford, UK
URL: http://www-nishio.ist.osaka-u.ac.jp/conf/dmwpc2009/

[早稲田大学 山名]
会議名:MAW-09
    The 2009 IEEE Int. Symp. on Mining and Web
    (in conjunction with AINA2009)
日時:2009年5月26-29日
場所:Bradford, UK
URL: http://www.enews.ece.uvic.ca/conf/MAW09

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4.教員公募

[甲南大学 灘本]
甲南大学 知能情報学部知能情報学科
人員:教授,准教授,講師のいずれか1名
分野:統計とその応用
着任:2009年度のなるべく早い時期
締切:2009年1月7日

[東北大学 大堀]
東北大学 電機通信研究所
     システム・ソフトウェア研究部門情報コンテンツ研究分野
人員:教授1名
分野:コンテンツ指向情報処理システムに関する研究
着任:2010年4月1日以降のできるだけ早い時期
締切:2009年3月31日

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5.その他

[日本IBM 松澤]:
名称:XMLプログラミング・コンテスト
URL: http://xmlchallenge.jp/
   http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/12/1001.html
主催:IDUG(International DB2 Users Group)
協賛:インフォテリア(株),日本IBM(株)
後援:日本データベース学会
日程:2/16 応募締切
   2/26 一次審査
3/ 6 最終審査


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┃日本データベース学会電子広報委員会
┃(編集責任者:岡山県立大学 横田一正)
┃研究集会への参加報告・開催報告の自由投稿を歓迎します.
┃ご意見,ご希望,コメント等は newsletter [at] dbsj.org にお願いします.
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