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[dbjapan] NTCIR-8 成果報告会・ EVIA2010 参加者募集のお知らせ
- To: dbjapan [at] gms.dbsj.org
- Subject: [dbjapan] NTCIR-8 成果報告会・ EVIA2010 参加者募集のお知らせ
- From: Noriko Kando <nkando [at] nii.ac.jp>
- Date: Tue, 11 May 2010 11:57:45 +0900
- Reply-to: nkando [at] nii.ac.jp
dbjapanのみなさま 国立情報学研究所の神門 典子(かんど のりこ)と申します。 事前登録の早割の期限(5月15日)が近付いたので、再度、ご案内をお送り いたします。 第8回NTCIRワークショップ(NTCIR-8)成果報告会および第3回情報アク セスの評価に関する国際ワークショップ(EVIA2010)の参加案内をお送り します。 招待講演は、IBMリサーチから、米国人気クイズ番組ジョパティに挑戦 するQAシステムと、MicrosoftからBingのヴィション、利用者行動研究 と評価についてを予定しています。 NTCIRのタスクに参加していなくても、どなたでも、ご参加いただける オープンな会議です。学生さんは聴講は無料です。情報アクセス技術に 関する研究分野(情報検索、自然言語処理、データ工学など)にご関心 がある方は、どなたでも歓迎いたします。どうぞ、奮ってご参加ください。 日程: 2010年6月15日〜18日 会場: 学術総合センター(神保町・竹橋) http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/index-ja.html EVIA 2010:http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/EVIA-2010/index.html NTCIRは、情報アクセス技術の研究促進を目的として、研究に必要不可欠な 大規模かつ再利用可能な実験用データセットを提供します。さらに、研究上 のアイディアや妥当な評価方法について議論できるフォーラムを提供します。 具体的には、複数の研究チームが共通の「研究課題(タスク)」を進める ことで、協調と競争のバランスを保ちながら研究者コミュニティーの発展を 目指しています。 前回の成果報告会には、17カ国から200名以上の研究者が出席し、活発な議 論と意見交換の場を持ちました。出席者の約半数はNTCIRのタスク参加者、 残りの半数の方々も議論に大いに貢献してくださいました。今年も、多数の 世界で活躍する情報アクセス技術研究者が一同に会します。ぜひ、ご出席 の上、今後のさらなる研究発展に向けた議論に参加してください! 今回のNTCIR-8では、以下のタスクを設定しました。 ・複雑な質問を扱う言語横断質問応答 (CCLQA) ・地理・時間情報の検索 (GeoTime) ・質問応答向け文書検索 (IR4QA) ・多言語意見分析 (Multilingual Opinion Analysis, MOAT) ・特許情報のマイニング (PAT-MIN) ・特許情報の翻訳 (PAT-MT) ・コミュニティQA (CQA, パイロットタスク) 成果報告会の2日目から4日目(6月16-18日)に、各チームの研究成果や、比 較評価によって得られた知見が発表されます。 さらに、次のようなエキサイティングな招待講演を予定しています ・Building Watson: A Grand Challenge in Automatic NL Question Answering" by David A. Ferrucci and Koichi Takeda (IBM Research) http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#deepqa ・"Microsoft's Bing and User Behavior Evaluation" by John Nave (Principal Development Manager, Search Technology Center, Microsoft) http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#bing ・"CLEF, CLEF 2010, and PROMISEs: Perspectives for the Cross-Language Evaluation Forum" [Report from other evaluations] by Nicola Ferro (the University of Padua, Italy) http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#clef 1つめの招待講演は、ディープな自然言語処理と情報アクセス技術 の粋を駆使して米国の人気クイズ番組「ジョパディ!」に挑戦しよ うというグランドチャレンジについてのご講演です。コンピュータが 人間の知を超えることができるのか! 2つめの招待講演は、Webサーチに対するユニークなアプローチで 知られる検索サービスBingのヴィジョンと設計プリンシプル、そして その背後にある膨大な利用者行動研究と評価についてご講演 いただく予定です 3つめは、他の評価プロジェクトからのブリーフレポートとして、 新しい世代に入ったCLEFの新しい体制と今後の展望についてです。 どうぞ、ご期待ください 初日(6月15日)には、情報アクセス技術評価に関する国際ワークショップ (EVIA 2010)とチュートリアルが企画されています。NTCIR-8の成果報告会 に参加登録された方は、4日間の全ての企画に参加することができます。 オンライン参加登録は http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/registration_ws8.html お得な料金の早割は5月15日までです。この機会に、ぜひ、参加登録をお願い します。 学生さんは無料で参加できます。(ただし、無料参加の場合、予稿論文集の CD-ROMおよび抄録集はつきません。)オンライン論文集は、成果報告会の初 日からWeb上で閲覧可能となります。(別途、論文集を購入することも可能 ですが、その場合は事前登録の早割(5月15日まで)がお得です) 皆様の参加を心よりお待ちしております。 * 重複して受け取られた方は、申し訳ありません。 * 関連のメーリングリストや周囲のご関心の方々にも、ぜひ、ご紹介ください。 --- 神門 典子, NII情報社会相関研究系 NTCIR-8実行委員会
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