日本データベース学会

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電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会 第3回 集合知シンポジウム 参加募集

  • To: ML dbjapan <dbjapan [at] dbsj.org>
  • Subject: 電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会 第3回 集合知シンポジウム 参加募集
  • From: Takeo Kunishima <t.kunishi [at] gmail.com>
  • Date: Wed, 4 Jan 2012 11:09:15 +0900

IBMの金山様より下記案内がありましたので、転送します。

日本データベース学会電子広報委員
国島丈生(岡山県立大学)

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(ご案内が重複した際はご容赦ください)

日本データベース学会 会員の皆様:

 電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会では、
集合知・ソーシャルコンピューティングにおける言語の理解を
中心として議論する、集合知シンポジウムを開催いたします。
データベース学会におけるソーシャルコンピューティングシンポジウムと
関連が深く、隣接分野の研究を含めた補完的な議論ができる場として
奮ってご参加いただきたく、ご案内をさせてください。

 特に、発表のセッションごとに議論の時間を設けたり、
研究動向に関するチュートリアル・招待講演、懇親会と、
有意義な情報共有ができるよう工夫をしております。

 よろしくお願いいたします。


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第3回 集合知シンポジウム 参加募集
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※ http://goo.gl/7GOn6 にプログラムその他最新の情報が掲載されています。

日程
   * 2012年 2月 2日(木) 12:30 - 16:45
   * 2012年 2月 3日(金)  9:15 - 16:40

場所
   * 朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)
   * 新潟市中央区万代島6番1号
   * JR新潟駅からバス15分(詳細)

開催趣旨

現代のWebサービスには多くの個人が参加できるQ&A、口コミ、SNS、ブログな
どのサイトが数多くあり、これらを総称してCGM(Consumer GeneratedMedia)と
呼ばれています。これらのサイトに書き込まれる情報は、大量の言語情報(テキス
ト)であるという性質以外に、集合的に有用な知識を含む、すなわち「集合
知」(collective intelligence)であるという捉え方が広がってきています。ま
た、WikipediaやWiktionaryなどのプロジェクトが目指すものは、まさに集合知の構
築そのものと言えます。自然言語処理の技術はこのような集合知の構築の支援が可
能であり、またWikipediaをはじめとして集合知と見なされるWebページから知識獲
得を行う研究が注目されています。

また、このような集合知の考え方はWeb以外にも広がっています。企業や組織ではア
ンケートや医療情報など個人の考えや複雑な事情を言語化された言語情報が蓄積さ
れており、こうした情報の断片からいかに有益な情報を獲得し集合知とするか、ま
たはどのように活用できるのかが大きな課題となっています。

電子情報通信学会言語理解とコミュニケーション研究会では、これまでに集合知シ
ンポジウムの第1回を広島市で、第2回を金沢市でそれぞれ開催し、多くの参加者
と共に活発な議論を行うことができました。今回は第3回シンポジウムとして開催
します。自然言語処理に関わる研究者・技術者が集合知とどのように関わってきた
か、また今後どのように関わっていくべきかについて、昨年度に引き続いて同じ関
心を持つ方々が議論・意見交換する場として企画しました。昨年度同様、多くの
方々の参加をお待ちしています。


参加方法

   * 本シンポジウムは本学会の会員・非会員に関わらずどなたでも無料で聴講す
ることができます。
   * 参加は事前登録制となっています。参加をご希望の方
は、http://goo.gl/7GOn6
 のページにあります「参加申し込みフォーム」で必要事項をご記入ください。
   * 一般参加の方の予稿集は有料です。詳しくは上記サイトをご覧ください。


問い合わせ先

 NLC2012 [at] jnlp.org にご連絡いただければ、下記企画者に連絡ができます。

   * 山本 和英 (長岡技術科学大学)
   * 金山 博 (日本IBM)
   * 竹内 孔一 (岡山大学)