日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2014年)

参加募集: 2013(平成25)年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」


日本データベース学会の皆様

2月14日にJAXA宇宙科学研究所で開催されます, 2013年度「宇宙科
学情報解析シンポジウム」の参加募集をご案内いたします.興味を
お持ちの方はぜひ参加をご検討ください.

よろしくお願いいたします.

天笠俊之
______________________________________________________________________

関係各位:

2月14日開催予定の「宇宙科学情報解析シンポジウム」のプログラムが決定致しましたので、
参加申し込みのご案内とともに送付させて頂きます。開催直前のご連絡となってしまい、申し訳ありません。

-----------------------------------------------------------------------------------------------
2013(平成25)年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」開催のお知らせ
-----------------------------------------------------------------------------------------------

近年、宇宙科学における様々な分野において、観測装置と計算機の大型化によって、 
以前に比べて飛躍的に大量のデータを取得することが可能になってきています。そのために、
観測からすぐれた科学的成果を産出するにあたって、大規模データをいかに効率良く処理・解析し
必要な情報を引き出すかが、重要な技術課題となりつつあります。また、デジタル技術の
普及に伴い、デジタルプラネタリウムや様々なアプリケーションに代表されるように、
宇宙観測データが科学研究以外の分野でも広く利用されるようになってきています。

そこで、JAXA宇宙科学研究所・学際科学研究系では、宇宙科学データ
(シミュレーションデータを含む)に関する新しい処理・解析・ 利用の手法、
データベース技術やそれを応用したシステムの構築・運用技術など、
宇宙科学、情報科学、情報技術にまたがる学際的な研究開発をテーマとした発表を広く募集し、
表記シンポジウムを開催致します。普段はなかなか接する機会のない、周辺分野の研究者、
技術者の間で、深く掘り下げた情報交換や活発な議論を期待しています。

日時: 平成 25 年 2 月 14 日 (金) 10:00-18:00 
  (終了後、所内で懇親会を予定しています。)
場所: 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 (神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1)
       研究管理棟 (A 棟) 1 F 入札会議室

当日参加も可能ですが、参加予定の方はできるだけあらかじめ、

$(Q#@お名前
$(Q#@所属$(Q?連絡先
$(Q#@懇親会 (会費 3000円)の出欠

を、 plainsympo AT c-soda.isas.jaxa.jp宛 にメールでお知らせくだされば幸いです
(ATを@に変えて送ってください)。
懇親会の申し込みは、前日、2月13日(木)正午まで受け付けます。

多くの方々のご参加をお待ちしております。

世話人:海老沢 研、篠原 育、高木 亮治、三浦 昭、山本 幸生 (宇宙科学研究所・学際科学研究系)

----------------- 
プログラム
----------------
プログラムのPDFファイルと発表アブストラクト集は、
http://c-soda.isas.jaxa.jp/sympo/25/
からダウンロードできます。また、シンポジウム終了後、
公開可能な発表資料は同ページにアップロードする予定です。

10:00-10:05 		開会の挨拶	
				海老沢 研(宇宙科学研究所)

1.データ解析、データサイエンス 		  (座長:海老沢 研)
10:05-10:20 スーパー・ナイキスト周波数事象の解析
				柴橋 博資(東大・理)
	
2. 衛星試験$(Q?運用、信号処理                 	 (座長:海老沢 研)
10:20-10:35		 GSTOSコマンド計画検証ソフトウェアの開発
				西村 佳代子、松崎 恵一、宮野 喜和、宮澤 秀幸、福田 盛介、山田 隆弘、馬場 肇(宇宙科学研究所)
10:35-10:50 		Arduino互換ミッションOBC用のソフトウェア開発
				堀口 淳史・橋本 論・中澤 賢人・久保田 晃弘(多摩美術大学)
10:50-11:05 		スーパーハイビジョン(8K)を実現した超高速デジタル信号処理技術について
				佐野 道則(アストロデザイン株式会社)
11:05-11:10 		『どこでも運用システム』の開発状況 (第二報)
				永松 弘行(宇宙科学研究所)

3. データ処理                                   	  (座長:篠原 育)
11:10-11:25 		国際宇宙ステーション搭載超高層大気撮像観測ミッションISS-IMAPのデータ処理
				齊藤 昭則(京都大学)、山崎 敦(JAXA/ISAS)、坂野井 健(東北大学)、吉川 一郎(東京大学)
11:25-11:40 		JEM-GLIMSミッションにおけるデータ処理と今後の発展
				佐藤 光輝(北大),牛尾 知雄,森本 健志,山崎 敦,鈴木 睦

11:40-11:55 休憩

11:55-12:10		あけぼのVLF波動長期観測データ解析の現状と将来計画
				笠原 禎也、後藤 由貴、大池 悠太(金沢大学)
12:10-12:25 		スーパーコンピュータを活用した高効率な地球観測データ処理の実現
				齋藤 紀男 (JAXA)
12:25-12:40 		GPUを使ったNon-voigt吸収線形計算の高速化
				眞子 直弘(千葉大・CEReS)、鈴木 睦(ISAS/JAXA)、佐野 琢己(ISAS/JAXA)、
				今井 弘二(ISAS/JAXA)、尾関 博之(東邦大)、光田 千紘(富士通FIP)、塩谷 雅人(京大・RISH)
12:40-12:55 		ALMA用新高速データ解析ライブラリSakuraの開発
				中里 剛(国立天文台)
 
12:55-13:55 休憩

4.アーカイブ$(Q?アプリケーション開発                 (座長:山本 幸生)
13:55-14:10 		太陽地球系科学分野のデータ利用について:ERGサイエンスセンターの取り組みから
				桂華 邦裕(1)、三好 由純(1)、関 華奈子(1)、堀 智昭(1)、宮下 幸長(1)、小路 真史(1)、
				瀬川 朋紀(1)、田中 良昌(2)、篠原 育(3)、ERG サイエンスセンタータスクチーム、
				(1) 名古屋大学太陽地球環境研究所、(2) 国立極地研究所、(3) ISAS/JAXA
14:10-14:25 		月周回衛星「かぐや」のデータアーカイブおよび解析処理システム
				石原 吉明(JSPEC)・増田 宏一(JSPEC)・大嶽 久志(JSPEC)・晴山 慎(聖マリアンナ医科大)・
				北條 勝己(C-SODA)・舘野 直樹(宇宙フォーラム)・中村 良介(産総研)
14:25-14:40		 かぐや搭載スペクトルプロファイラデータ分析のための地理情報システム~「月光」~
				林 洋平1、小川 佳子2、平田 成2、寺薗 淳也2、出村 裕英2、松永 恒雄3、山本 聡3、大竹 真紀子4、大嶽 久志4
				1産総研、2会津大、3国環研、4ISAS/JAXA
14:40-14:55 		DARTS/AKARI 全天マップ画像検索機能の開発
				吉野 彰(宇宙科学研究所)、稲田 久里子、松崎 恵一、山内 千里
14:55-15:10		STARS touch:時系列衛星観測データWebアプリ
				村田健史(情報通信研究機構)
15:10-15:15		動的HTMLを利用した分野横断研究へのアプローチ
				今井 弘二、海老沢 研(宇宙科学研究所)、眞子 直弘(千葉大・CEReS)
15:15-15:20		全天X線監視装置「MAXI」のデータアーカイブの開発
				中川友進(1)、海老沢研(1)、中平聡志(1)、上野史郎(1)、冨田洋(1)、
				木村公(1)、杉崎睦(2)、芹野素子(2)、三原建弘(2)、根來均(3)
				 (1) 宇宙航空研究開発機構、(2) 理化学研究所、(3) 日本大学

5.データ解析、データサイエンス                    (座長:高木 亮治)
15:20-15:35 		弾性体モデルによるデータ接続(ステッチング)
				栗田 光樹夫(京都大学)
15:35-15:50 		オーロラの出現・形状の予測に向けたオーロラの観測画像の分類とデータベース化
				田中 孝宗(九州大学)、佐藤 由佳、田中 良昌、池田 大輔

15:50-16:05 休憩

16:05-16:20		ビッグデータ分析手法を用いた宇宙天気予報アルゴリズムの開発
				柴山 拓也(1), 磯部 洋明(1), 羽田 裕子(1), 村主 崇行(1), 柴田 一成(1), 根本 茂 (1,2), 駒崎 健二 (2)、
				(1) 京都大学、(2) 株式会社ブロードバンド タワー
16:20-16:35 		超高層物理学分野におけるデータ集約型の第4の科学に関する調査
				小山 幸伸(京都大学)
16:35-16:50		「あかり」アーカイブデータを用いた近赤外線面輝度スペクトルの成分分離
				津村 耕司(1)、松浦周二(1)、松本敏雄(1,2)、左近樹(3)、和田武彦(1)、
				Pyo Jeonghyun(4)、田中昌宏(5)、
				(1)JAXA宇宙科学研究所、(2)ASIAA、(3)東大、(4)KASI、(5)筑波大

6. データ可視化                                   (座長:久保田 晃弘)
16:50-17:05		 Google Earth用ボリューム可視化ソフトウェアVDVGEによる天体データの可視化
				川原 慎太郎、杉山 徹、荒木 文明、高橋 桂子(海洋開発研究機構)
17:05-17:20		「はやぶさ」の軌跡の可視化 - 小惑星イトカワ接近~タッチダウン - 
				三浦 昭、山本 幸生、吉川 真(宇宙科学研究所)

7. アウトリーチ、プラネタリウム                   (座長:三浦 昭)
17:20-17:35 		デジタルドームシアターの国際的な動向とScience of Large-scale Digital 
				Immersive Mediaの可能性について
				木村かおる(科学技術館)
17:35-17:50 		デジタルプラネタリウムにおける宇宙観測データの活用
				―葛飾区郷土と天文の博物館のプラネタリウム番組制作を事例として―
				井内 麻友美(葛飾区郷土と天文の博物館)

18:00〜 懇親会、総合研究棟(G棟) 3階オープンスペースにて

ポスター
1.『どこでも運用システム』の開発状況 (第二報)
		永松 弘行(宇宙科学研究所)
2.Arduino互換ミッションOBC用のソフトウェア開発
		堀口淳史・橋本 論・中澤賢人・久保田晃弘 (多摩美術大学))
3. スーパーハイビジョン(8K)を実現した超高速デジタル信号処理技術について
		佐野 道則(アストロデザイン株式会社)
4.動的HTMLを利用した分野横断研究へのアプローチ
		今井 弘二(宇宙科学研究所)
5. 全天X線監視装置MAXIのデータアーカイブの開発
		中川友進(1)、海老沢研(1)、中平聡志(1)、上野史郎(1)、冨田洋(1)、木村公(1)、杉崎睦(2)、芹野素子(2)、三原建弘(2)、根來均(3) 
		(1) 宇宙航空研究開発機構、(2) 理化学研究所、(3) 日本大学	
6.  デジタル立体地球儀ダジック・アースによる地球科学・宇宙科学データの学校・科学館での利用
		齊藤 昭則(京都大学)