日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2014年)

[dbjapan] SIGMOD日本支部・第19回先端的データベースとWeb技術動向研究会の参加募集(6/14.Sat.東大生研)


2014年5月19日
日本データベース学会の皆様

 SIGMOD日本支部・幹事を務めております大森(電気通信大学)
です.毎回恒例となっておりますsigmod-japan の国際会議報告と
Web技術動向研究会を,来る6月14日(土曜)に東大・生研で行いますので
皆さまぜひご参加ください.(参加方法: www.sigmodj.org をご覧ください).

時間割詳細は 下線部以下を ご覧ください.

今回のテーマは

 * ICDE (IEEE データ工学国際会議)2014 国際会議の
    報告  (4月初旬開催ずみ)
(DBLP  http://www.informatik.uni-trier.de/~ley/db/conf/icde/index.html
 には まだ詳細が載っていないですが)

に加えて,

 * データ解析コンペティションの20年間 (中央大・生田目先生)

 * パーソナルデータ利活用に関する制度見直しと保護技術
      (千田様@NTTセキュアプラットフォーム研究所)

のご講演を頂けることになりました.後半のご講演2件では,
データ解析コンペの経過や,
政府で議論されているパーソナルデータ利活用の
法整備について,ご専門家から
紹介いただけます.

参加登録・お申込み詳細は www.sigmodj.org のWebページ
からお願い申し上げます.

大森匡・SIGMOD日本支部幹事・
 電気通信大学・大学院情報システム学研究科


----------開催案内----


 SIGMOD日本支部
 第19回先端的データベースとWeb技術動向研究会
   (第56回支部大会)
「ICDE2014国際会議報告とデータ解析の技術動向」

日時: 2014年6月14日(土曜)  10:30-16:45

場所:
東京大学生産技術研究所 An棟3階大会議室
      (東京都目黒区駒場4-6-1)

 10:00 受付開始

10:30-10:35   開会挨拶

10:35-11:45     ICDE 2014 国際会議報告(1)
                           白川真澄 (大阪大学)

概要:2014年3月31日から4月4日にかけてシカゴで開催されたICDE 2014について
報告する.前半では,会議全体を俯瞰するとともに,EPFLのAnastasia Ailamaki
教授によるNoDBに関するキーノート,10 Year Most Influential Paperに選ばれ
たセンサネットワークに関する研究を紹介する.

     <lunch>

13:10-14:25    ICDE 2014 国際会議報告(2)
                          白川真澄 (大阪大学)

概要:報告の後半では,Best Paperを含むいくつかの研究発表をピックアップし
て紹介する.なお,ICDE 2014のBest Paperは,メインメモリデータベースシス
テムHyPerを開発したミュンヘン工科大学の研究チームによる"Exploiting
Hardware Transactional Memory in Main-Memory Databases"であった.

<15分休憩>

14:40-15:30        データ解析に関する産学連携事業
                    ―データ解析コンペティションの20年間―

                     生田目 崇 (中央大学)

概要:日本オペレーションズ・リサーチ学会の研究部会活動として始
めた「データ解析コンペティション」も,活動範囲を広げ20年を迎えた.もとも
とはマーケティング研究のために使えるデータが入手できないという思いではじ
めた試みであったが,その後さまざまな団体を巻き込んで活動が広がってきた.
本発表では,その経緯とその間での変化,今後の期待について論じる.

15:40-16:40
    パーソナルデータ利活用に関する制度見直しと保護技術
    千田 浩司(NTT セキュアプラットフォーム研究所)
----- 概要 ---
政府は昨年,ビッグデータ時代におけるパーソナルデータ利活用に向けた制度見
直し方針を決定し,現在は「パーソナルデータに関する検討会」にて具体的な内
容が議論されている.本発表では,当該検討会の議論内容について簡単に紹介す
るとともに,議論の大きなポイントである「(仮称)準個人情報」と「(仮称)
個人特定性低減データ」の概念や技術的対策について論じる.



16:45  閉会.
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