日本データベース学会

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[dbjapan] 参加募集:宇宙科学情報解析シンポジウム(2015/2/13)


日本データベース学会のみなさま

「宇宙科学情報解析シンポジウム」の参加募集をお送りします.
興味をお持ちの方はぜひ参加をご検討頂ければ幸いです.よろしく
お願いいたします.

天笠俊之

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2014(平成26)年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」開催のお知らせ
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近年、宇宙科学における様々な分野において、観測装置と計算機の大型化によって、 
以前に比べて飛躍的に大量のデータを取得することが可能になってきています。
そのために、観測からすぐれた科学的成果を産出するにあたって、大規模データを
いかに効率良く処理・解析し必要な情報を引き出せるかが、新たな課題となりつつあります。
また、デジタル技術の普及に伴い、デジタルプラネタリウムや様々なアプリケーションに
代表されるように、宇宙科学データが研究以外の分野でも広く利用されるようになってきています。

そのような状況を鑑み、JAXA宇宙科学研究所・学際科学研究系では、宇宙科学データに関する
新しい処理・解析・ 利用の手法、データベースやそれを応用したシステムの構築・運用技術、
シミュレーションやデータ可視化など、宇宙科学、情報科学・技術にまたがる研究開発を
テーマとした表記シンポジウムを毎年開催しています。普段は接する機会の少ない周辺分野の
研究者・技術者間の貴重で活発な情報交換の場となっています。

日時: 2015(平成 27) 年 2 月 13 日 (金) 10:30-17:45 
    (終了後、所内で懇親会を開催します。)
場所: 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 (神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1)
       研究管理棟 (A棟) 1階入札会議室

当日参加も可能ですが、参加予定の方は、

•お名前
•所属•連絡先
•懇親会 (会費 3000円)の出欠

を、 plainsympo AT c-soda.isas.jaxa.jp宛 にメールでお知らせくだされば幸いです
懇親会申し込みは、前日、 2 月 12 日 (木) まで受け付けます。

多くの方々からの参加申し込みをお待ちしています。

世話人:海老沢 研、篠原 育、高木 亮治、三浦 昭、山本 幸生 (宇宙科学研究所・学際科学研究系)

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2014 (平成26)年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」プログラム

10:30-10:35 開会の挨拶
海老沢 研(宇宙科学研究所)

1.     データサイエンス、データ同化                        (座長:篠原)
10:35-10:55 データ同化の衛星熱設計への適用試行
秋田 剛(千葉工大)、高木 亮治(JEDI/JAXA)

2.     衛星運用                                                             (座長:篠原)
10:55-11:15 新EDISON(衛星運用工学データベースシステム)の開発
高木 亮治、北條 勝己(ISAS/JAXA)

11:15-11:35 HARMONICS2:はやぶさ2運用支援可視化支援ツール
上野 航、平田 成、出村 裕英 (会津大学)

11:35-11:55 超小型衛星の運用に適したネットワーク対応地上局ソフトウェアの設計と実装
堀口 淳史、橋本 論、久保田 晃弘 (多摩美術大学)

11:55-13:10 休憩

3.     衛星データ処理                                                         (座長:山本)
13:10-13:30 Level1 Time Series Dataシステムの開発 
松崎 恵一(ISAS/JAXA)

13:30-13:50 超小型衛星による位置天文衛星Nano-JASMINEのデータ解析
山田良透(京都大学)

13:50-14:10月周回衛星「かぐや」のデータを用いた多目的最適化による月着陸最適候補地の選定
西山 万里 (東京大学)


4.     アーカイブ•アプリケーション開発                         (座長:海老沢)
14:10-14:30 地球システムの総合理解を目指した対話形式の可視化ツールについて
今井 弘二、海老沢 研(ISAS/JAXA)

14:30-14:50 JAXA OPEN APIによる地球観測データの利用拡大
秋山 恭平、可知 美佐子、西原 雄次、館下 博昭、安部 眞史、高井 元、石井 宏宗(JAXA)

14:50-15:10 オブジェクト指向的概念を用いた観測データ提供方法の提案
林 洋平,山本 幸生(1),小川 佳子(2),平田 成(2),出村 裕英(2),寺薗 淳也(2)
1)JAXA, 2)会津大学)

15:10-15:25 休憩

15:25-15:45 JAXAキュレーションセンターにおけるリターンサンプルデータの管理システム開発
上椙 真之、矢田 達、唐牛 譲、中藤 亜衣子、熊谷 和也、岡田 達明、安部 正真 (JAXA)

15:45-16:05 全天X線監視装置「MAXI」のデータアーカイブの開発(2)
中川友進(1)、海老沢研(1)、中平聡志(1)、上野史郎(1)、冨田洋(1)、木村公(1)、杉崎睦(2)、芹野素子(2)、三原建弘(2)、根來均(3)
(1) JAXA、(2) 理化学研究所、(3) 日本大学

5.     データセンター                                                  (座長:高木)
16:05-16:25 宇宙科学連携拠点ERG サイエンスセンターにおける統合解析ツール開発状況について
小路真史(1)、三好由純(1)、関華奈子(1)、堀 智昭(1)、宮下幸長(1)、桂華邦裕(1)、瀬川朋紀(1)、田中良昌(2)、篠原 育(3)、ERG サイエンスセンタータスクチーム
(1) 名古屋大学 太陽地球環境研究所/宇宙科学連携拠点 ERG サイエンスセンター、(2) 国立極地研究所、(3) ISAS/JAXA

16:25-16:45 NICTサイエンスクラウドの現状報告
村田 健史(NICT)

6.     データ可視化                                                                      (座長:殿岡)
16:45-17:05 「はやぶさ」の軌跡の可視化と、同手法の「はやぶさ2」への応用
三浦 昭、山本 幸生、吉川 真(ISAS/JAXA)

7.     アウトリーチ、プラネタリウム                                     (座長:殿岡)
17:05-17:25 科学ライブショーにおける宇宙科学データの利用
亀谷 和久 (東京理科大学)

17:25-17:45 鑑賞用天体画像の重要性〜すばる望遠鏡HSC画像の画像処理を行って〜
上坂 浩光 (ライブ)

18:00〜 懇親会、総合研究棟(G棟) 3階オープンスペースにて

ポスター
1        教育用計算機の利用を想定した3次元データコンター図の簡便なプロット手法の提案
野口 克行 (奈良女子大学)

2        『どこでも運用システム』の開発状況 (第三報)
永松 弘行 (ISAS/JAXA)

3        全天画像表示システムJUDOの高速化とMAXI時系列データの実装
海老沢 研、中川 友進、中平 聡志(ISAS/JAXA)

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海老沢 研
252-5210
神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1
宇宙科航空研究開発機構(JAXA)/宇宙科学研究所(ISAS)
学際科学研究系
tel/fax:050-3362-2823/042-759-8768