日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2019年)

[dbjapan] JST ACT-I先端研究フォーラム「情報と未来」2期生 成果発表会


日本データベース学会の皆様,

デンソーアイティーラボラトリの欅と申します.

この場をお借りして,今週 4/20(土) に日本科学未来館にて開催される JST ACT-I 先端研究フォーラム「情報と未来」研究者講演会 2期生の成果発表会の宣伝をさせて頂きます.

成果発表会 公式ページ:
https://www.jst.go.jp/kisoken/act-i/presentation2019/

JST ACT-I は,35 歳未満の若手研究者を対象とした,研究者育成の側面が強い競争的資金による公募型事業です.採択者の中には修士課程の学生も含まれ,また,後述の発表タイトル一覧の通り多岐に及ぶトピックの課題が採択されており,非常に意欲的な事業となっております.

ACT 二期生には,塩川先生 (筑波大学),天方先生 (大阪大学),欅 (採択時東京工業大学)といった,本コミュニティとも関連の強い先生方が採択されておられ,当日ご発表されます.また,情報科学に関する多様なトピックを俯瞰できるという意味でも魅力的なプログラムとなっておりますので,是非,ご参加をご検討頂けますと幸いに存じます.ご参加の際には,下記のフォームより事前登録にご協力をお願い申し上げます.

ACT-I研究成果発表会 来場者事前登録サイト (4/18 締切・無料):
https://form.jst.go.jp/enquetes/act-i2019
# 当日参加の場合には名刺をご用意ください.

また,発表会のクロージングでは,ACT-I にて領域アドバイザをご担当され,ACT-X「数理・情報のフロンティア」にて研究総括に就任される河原林先生より,ACT-X の紹介を予定しております.さらにインタラクティブセッション中には JSTによる研究提案募集に関する相談ブースを設置いたします.ACT-X 募集締切 5/28(火) までひと月以上の余裕がございますので,是非成果報告会にご参加頂き情報収集し,積極的なご応募をご検討ください.ACT-I と同様に,修士課程を含む大学院生からも応募が可能となっております (ACT-I 2期生のうち 28% (8/29件) の採択者が大学院生).

・発表タイトルリスト及び発表者一覧 (大学院生の採択者のみ明記)
1. 画像のキャプションを自動で生成: 牛久祥孝 (オムロンサイニックエックス(株))
2. 文句がでない配分法の計算: 河瀬康志(東京工業大学)
3. ソフトウェアの働き・性質を正しく要約: 小林努(国立情報学研究所)
4. ガス分布変動でガス源位置を特定: 松倉悠(大阪大学)
5. 非母語話者との対話の支援: ハウタサーリアリ(東京大学)
6. 文の中に隠れている意味を解析: 栗田修平(京都大学 大学院生(博士課程))
7. ビジュアル言語の使い勝手を改善: 鈴木遼(早稲田大学 大学院生(博士課程))
8. 自己最適化する無線ネットワーク: 西尾理志(京都大学)
9. 劣モジュラ最適化で挑む機械学習: 相馬輔(東京大学)
10. 使えない材を使える材に: 吉田博則(東京大学 大学院生(博士課程))
11. ビッグデータを瞬時に解析する: 塩川浩昭(筑波大学)
12. 映像の意味理解を拡張: 大谷まゆ((株)サイバーエージェント)
13. 溢れる通知で人間行動認識: 村尾和哉(立命館大学)
14. 任せて安心!機械学習の性能保証: ホーランドマシュージェームズ(大阪大学)
15. 職人芸のプログラミングを自動化: 佐藤重幸(東京大学)
16. 意味を考慮した検索システム: 欅惇志(東京工業大学)
17. 文楽人形を用いたロボットモーションデザイン: 董然(筑波大学 大学院生(博士課程))
18. ネットワーク設計の基礎理論: 小林佑輔(京都大学)
19. 災害危機を検知する人工の眼と知能: 宮本崇(山梨大学)
20. 水泳の推進メカニズムの解明: 山下聖悟(東京大学 大学院生(博士課程))
21. コンピュータが漫画を理解するには?: 上野未貴(豊橋技術科学大学)
22. ビッグデータからインテリジェンス作成: 久野遼平(東京大学)
23. 言い換え認識による言語と視覚理解: チョシンキ(大阪大学)
24. 質感までそっくりな複製方法: 髙谷剛志(奈良先端科学技術大学院大学 大学院生(博士課程))
25. インタラクティブなデータを高速検索: 天方大地(大阪大学)
26. 時間と空間の並列計算でものづくり革新!: 劉麗君(大阪大学)
27. 人の目をダマす光投影技術: 秋山諒(奈良先端科学技術大学院大学 大学院生(博士課程))
28. あなたの声を真似る人工知能: 中鹿亘(電気通信大学)
29. 真に安全な暗号の構成を目指して: 平原秀一(東京大学 大学院生(博士課程))

よろしくお願いいたします.

欅