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[dbjapan] DBSJ Newsletter Vol. 12, No. 3: WSDM2019, MIPR2019, ICDE2019, ECIR2019, VLDB2020への道
- To: "dbjapan [at] dbsj.org" <dbjapan [at] dbsj.org>
- Subject: [dbjapan] DBSJ Newsletter Vol. 12, No. 3: WSDM2019, MIPR2019, ICDE2019, ECIR2019, VLDB2020への道
- From: 佃洸摂 <k.tsukuda [at] aist.go.jp>
- Date: Mon, 3 Jun 2019 06:06:55 +0000
- Accept-language: ja-JP, en-US
- Thread-topic: DBSJ Newsletter Vol. 12, No. 3: WSDM2019, MIPR2019, ICDE2019, ECIR2019, VLDB2020への道
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ 日本データベース学会 Newsletter ┃ 2019年6月号 ( Vol. 12, No. 3 ) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本号では国際会議の参加報告を四件、VLDB2020に向けた連載記事として「VLDB 2020への道」についての記事をご寄稿いただきました.国際会議の参加報告はデ ータマイニング系,マルチメディア系,データベース系,情報検索系と,非常に多 彩な会議の報告となっています. 本号ならびにDBSJ Newsletterに対するご意見あるいは次号以降に期待する内容 についてご意見がございましたらnews-com [at] dbsj.orgまでお寄せください. 日本データベース学会 電子広報編集委員会 (担当編集委員 佃 洸摂) =============================================================== ---- 目次 ---- 1. WSDM 2019 参加報告 YijunDuan(京都大学) 2. MIPR 2019 参加報告 吉田諭史(日本電気株式会社) 3. ICDE 2019 参加報告 天方大地(大阪大学) 4. ECIR 2019 参加報告 小林隼人(ヤフー株式会社) 5. VLDBへの道(その2) 横山昌平(首都大学東京)、佐々木勇和(大阪大学)、石川佳治(名古屋大学) ============================================================== ■ 1 ■ WSDM 2019 参加報告 Yijun Duan(京都大学) The 12th ACM International Conference on Web Search and Data Mining (or "WSDM" in abbreviation, pronounced as "wisdom") has been held in Melbourne, Australia from 11-15 February 2018. It is one of the premier conferences on web-inspired research involving search and data mining. This year 511 submissions were received, and 84 of these are accepted, representing an acceptance rate of 16%. The statistics of acceptance rate for WSDM in the past few years are as follows: WSDM'14 18.0% (64/355) WSDM'15 16.4% (39/238) WSDM'16 18.2% (67/368) WSDM'17 15.8% (80/505) WSDM'18 16.1% (84/514) WSDM'19 16.4% (84/511) The conference schedule includes invited talks, as well as presentations of full papers. Recordings of the industry day talks are now available on the ACM YouTube channel [1]. This year accepted papers are divided into the following 12 sessions: Search and Ranking; Knowledge Graphs and Analytics; Recommendation and Temporal Trends; Fate and Privacy; Understanding Conversation, Discussion and Opinions; Networks and Social Behavior; E-commerce Recommendation; Counterfactual and Causal Learning; Recommendation; Personalization and Characterizing User Behavior; Domain Transfer and Representation Learning; Text Understanding. It can be observed from the session names that WSDM has a strong industry presence. Actually, with around half of the papers, tutorials, and invited speakers coming from leading international companies in the field [2]. Authors of all papers are expected to prepare both oral and poster presentation, which allows me to fully communicate with authors of my interested papers. For more information of accepted papers, please refer to the dblp digital library [3]. The best paper award is given to a research about reformulating the problem of recommending related queries on a search engine as an extreme multi-label learning task [4]. During my attendance, I had a strong feeling that NLP technologies are really developing quickly. During my communication with other researchers, I also heard that many companies have invested in NLP- related research during the last few years. It was really beneficial to me to listen to people working in industry introduce how they figured out and solved the real-word problems they had, and which research topics and technologies are on the main stream. I was grateful that I could communicate with people who are engaged in similar interesting areas of research. Initial planning has commenced for WSDM 2020 in Texas, America. Please visit their webpage [5] if you are interested in submitting a paper. [1] https://www.youtube.com/playlist?list=PLn0nrSd4xjjaQQvmtd3zCca0u625MgEg0 [2] https://www.aiia.com.au/events/endorsed-events/endorsedevents/wsdm- 2019-12th-acm-international-conference-on-web-search-and-data-mining [3] https://dblp.org/db/conf/wsdm/wsdm2019 [4] Jain, Himanshu, et al. "Slice: Scalable Linear Extreme Classifiers Trained on 100 Million Labels for Related Searches." Proceedings of the Twelfth ACM International Conference on Web Search and Data Mining. ACM, 2019. [5] http://www.wsdm-conference.org/2020/ ----------------------------------------------------------------------- ■ 2 ■ MIPR 2019 参加報告 吉田諭史(日本電気株式会社) 2019年3月28日から30日にかけてアメリカのサンノゼで開催された IEEE 2nd International Conference on Multimedia Information Processing and Retrieval(IEEE MIPR 2019) に参加しました.この時期のサンノゼの気候は 日本と大差なく過ごしやすかったです.MIPRのスコープは,マルチメディアデー タでの検索や機械学習だけではなく,索引やプライバシ保護といったデータマ ネジメントや医療や教育などのアプリケーションも含んでいます.今回のMIPR は国際会議としては2回目ですが,以前からも IEEE International Symposium on Multimedia の併設ワークショップとして12年間開催されているため,歴史 のあるものとなっています.また,参加者は150名ほどで,全部で80件ほどの 発表がありました(採択率は19.5%).これとは別に,基調講演やワークショッ プもあり,多彩なプログラムで構成されていました.なお,今年からNECがス ポンサーを務めています. 今回,私は複数のカメラで撮影された映像でのロバストな人物追跡技術につい て発表しました.この技術は,映像追跡技術と再特定技術とを組合せることで よりロバストに人を追跡できるようになっています.まず,各映像に対して人 を追跡することにより,それぞれの人の画像集合を得ます.次に,集合同士に 対して再特定技術を適用し,集合が同一人物から得られたものかどうかを判定 します.集合同士で判定することにより,同一人物から得られた画像が誤って 別人であると判定されにくくなります. また,弊社からは劉が監視カメラ映像からストーカーを検出する技術について 発表しました.この技術は,顔認証技術を用いて,ある人が別の人のすぐ後に 出現する回数が異常に高い状況を検出するものです.ナイーブな手法だと,出 現した人の2乗オーダの時間計算量がかかりますが,この技術では,解析対象 が映像であることを用いて計算を省略し,時間計算量を線形オーダまで落とし ています. この他にも,映像中の人物の出現を時系列検索するための索引技術や,ツイー トの中から同じ意味の語同士にリンクを引く技術,動画から3次元の姿勢を推 定する技術など,幅広い発表がありました.また,招待講演では,未来のネッ トワークの話や,ゲームエンジンであるUnityを使って強化学習の話,HDRディ スプレイ向けの色変換の話がありました.特に,未来のネットワークの話では, 機械学習によりパケットフローのパターンから,パケットの中身を見ることな く通信異常や攻撃といった問題を自動的に検出できるようになるという話が印 象的でした. 最後になりますが,2020年のMIPRは中国の深センで,2021年は日本で開催され る予定となっています.ご興味をお持ちの方は参加してみてはいかがでしょうか. ----------------------------------------------------------------------- ■ 3 ■ ICDE 2019 参加報告 天方大地(大阪大学) 2019年4月8日から11日にマカオにて開催された35th IEEE International Conference on Data Engieering (ICDE2019)に参加しました.ICDEは SIGMODとVLDBを含めたデータベース分野の3大会議の一つであり,データベ ース分野のビッグネームが一堂に会する場でもあります.また,参加人数は600 人弱(正確な値は忘れました)で,DEIM2019よりも参加人数が少なかった点は ある種の驚きでした.プログラム構成は例年通りで,初日がワークショップ,2日 目以降に本会議が開催され,キーノートは毎日1,2件発表されており,6つのセッ ションが並列で行われました. 今年のリサーチトラックも投稿ラウンドが2つ(締切が年に2回)に分かれてお り,リビジョン制度も継続して採用されました.採択率は全体で約27%で,例 年よりやや高めでした(各ラウンドの採択率は公表されませんでした).今年は 私の主著の論文が2件フルペーパー採択となり,口頭+ポスター発表の機会を頂 きました(どちらの論文もfirst notificationでリビジョン,final notificationで フルペーパー採択といった流れでした). 1件目(Daichi Amagata, Takahiro Hara, and Chuan Xiao, "Dynamic Set kNN Self-Join")は,動的に更新される集合データ全てに対してkNNをリアルタ イムにモニタリングするストリーミングアルゴリズムを提案したものです.この 内容はSIGMOD2019に投稿したのですが不採択となり,SIGMOD2019の査読コ メントに基づいて論文をリバイズしてICDEに投稿したところ高評価で採択とな りました. 2件目(Daichi Amagata and Takahiro Hara, "Identifying the Most Important Object in Spatial Databases")は,「1つのデータ=点集合」とするアプリケー ションに着目し,新たなオペレータとそれを効率的に処理するアルゴリズムを提 案しています.この研究は,JST ACT-Iに採択されたプロジェクトの成果です. こちらの論文は初投稿で採択となり非常に幸運に恵まれたと思います. 今年のICDEに採択されている研究内容は例年と同様の傾向で,グラフ処理・クエ リ処理が多かったと思います.一方で,機械学習に関する内容は増加傾向にあり, いくつかのセッションにまたがるほどの数となっていました(SIGMODやPVLDB でも機械学習に関する論文数は増加しています).また,ブロックチェーンに関 する論文も発表されており,DB技術の応用への関心が強まっているように感じま した. 来年のICDEはアメリカのダラスで開催されます(https://www.utdallas.edu/icde/). 投稿システムは今年と同様のようです.アブストラクトの投稿締切は6/8と10/8 に設定されています.投稿をご検討ください(ICDEを視野に入れている方は,東 京で開催されるVLDB2020もご検討ください). 天方 大地(大阪大学大学院情報科学研究科) ----------------------------------------------------------------------- ■ 4 ■ ECIR 2019 参加報告 小林隼人(ヤフー株式会社) 今年の4月14~18日にCologne (Germany)で開催されたEuropean Conference on Information Retrieval (ECIR 2019) (*1)に参加しましたので,その内容を簡単 にご報告します.ECIRはその名の通り情報抽出(IR)に関するヨーロッパ開催の国 際会議で,今年で41回目となる情報系では歴史の長い会議の1つです.採択率は フルペーパーが23% (39/165),ショートペーパーが29% (44/151)で,昨年から COREランクA (*2)にもなっている通り,意外と競争率は高いです(自分も1本落 とされました).同分野のトップ会議であるSIGIR 2019(フルペーパー19.7% (84/426),ショートペーパー24.4% (108/443))と比較すると規模は小さいです が,その分ちょっとした論文を出しやすかったり,参加中にコネクションを作り やすかったりというメリットがあると思います. 会議日程の内訳は,本会議と共にワークショップ・チュートリアルがあり,とこ こまでは通常の会議と同じですが,さらにインダストリーデイという丸一日企業 発表しかないイベントが併設されているのが特徴的でした.インダストリーデイ ではMicrosoft,Google,Salesforceなど有名企業の発表が多数あり(*3),本 会議後の開催にも関わらず会場が満員で実応用研究への注目度が垣間見えました. 全体を通して個人的に一番記憶に残っている発表は,酒井哲也先生(早稲田大学) のチュートリアル「Conducting Laboratory Experiments Properly with Statistical Tools: An Easy Hands-on Tutorial」です.よく使われる統計的検 定の解説から始まり,多重検定や効果量についての議論まで幅広くカバーされて おり,とても勉強になりました.ECIRでの資料が見つからなかったので,内容の 類似しているSIGIR 2018のチュートリアルスライドを紹介しておきます(*4). 手前味噌で恐縮ですが,今回我々が発表した論文についても少しご紹介します. タイトルは「Cross-Domain Recommendation via Deep Domain Adaptation」 (*5)で,以前インターンで来ていた学生との共著論文(ショートペーパー)です. 内容は,ニュースサービスしか使っていないユーザに動画サービスのコンテンツ をクロスドメイン推薦するために,教師なしドメイン適応(動画の閲覧履歴に基 づく推薦モデルをニュースの閲覧履歴を使って調整)を活用する手法を提案した ものです.本手法は共通ユーザが全くいない場合でも適用可能である点に特徴が あり,機械学習分野で盛んに研究されている教師なしドメイン適応を,初めて実 データに基づくクロスドメイン推薦タスクに応用できることを示した点に価値が あると考えています.今回は主著者の都合が悪く私が発表を行ったのですが,と ても評判が良く発表して(何度も落とされたけど諦めなくて)良かったなと感じ ました. 来年のECIR 2020は,Lisbon (Portugal)で4月14~17日に開催される予定です. 投稿締切は今年の10月1日ですので,どこに投稿するか迷っているネタがあれば 是非投稿をご検討ください.私は今回初めてECIRに参加しましたが,思っていた よりもオープンで情報検索に少しでも関連していればどんな研究成果でも受け入 れてくれそうな印象を持ちました.例えば,自然言語処理で最近流行っているテ キスト生成系の研究成果は,検索結果の表示ページとしての応用が考えられるの で十分に投稿先の選択肢に入れて良いと思います.また,毎年インダストリーデ イを(セッション1つではなく丸一日)設けていたり,今年のCFPの推奨テーマ に「New and Emerging Applications of IR」を掲げていたりと,応用研究を重 視している会議でもありますので,特に企業研究者の方々に投稿をお勧めしたい です. *1) http://ecir2019.org/ *2) http://portal.core.edu.au/conf-ranks/?search=ecir&by=all&source=CORE2018 *3) https://ecir2019.org/industry-day/ *4) https://www.slideshare.net/TetsuyaSakai/SIGIR2018tutorial *5) https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-030-15719-7_3 下記リンクからはフリーで論文をチェックできます(期間限定とのこと) https://ecir2019.org/proceedings/ ----------------------------------------------------------------------- ■ 5 ■ VLDBへの道(その2) 横山昌平(首都大学東京)、佐々木勇和(大阪大学)、石川佳治(名古屋大学) VLDBへの道(その2)ではVLDB2020に向けた準備状況として二つの記事を掲載 致します. 1. 「国際会議Webサイトの作り方」 横山昌平(首都大学東京) VLDB2020のウェブサイトはご覧になられたでしょうか?過去のVLDBのウェブサ イトと比較しても、類を見ないほど先進的で作りこまれています。VLDB2020の Web and SNS Committee chairである首都大学東京の横山昌平先生にウェブサイ ト作成に関してご寄稿頂きました。 2. 「企業の方必見!VLDB2020スポンサーシップ情報」 佐々木勇和(大阪大学)、石川佳治(名古屋大学) 未だウェブ未公開(5月30日時点)のVLDB2020のスポンサーシップ情報を公開い たします。企業の方におかれましては是非ご検討宜しくお願い致します! 「国際会議Webサイトの作り方」 横山昌平(首都大学東京) https://vldb2020.org/ VLDBのWebサイトを作って欲しいとGeneral Chairsの石川佳治先生から依頼され たのは、今から一年以上前になります。これまでにも学会関係では情報処理学会論 文誌データベース(IPSJ-TOD)等、いくつかのWebサイト等を作ってきましたが、 国際会議、しかもあのVLDBのという事で、お声がけ頂いただけでも、大変光栄な 事です。考えてみると、世界中のデータベース分野の研究者が一度は目にするであ ろうページを作る訳ですから、責任は重大です。 さて、どんなページをつくろうか・・・。 これまでに国内で開催されたデータベース分野の大きな会議にICDE2005がありま す。ICDE2005のWebサイトを覚えておられる方も多いかと思いますが、富士山と 桜をモチーフに、Flash技術をつかって桜の花びらがひらひらと舞い落ちる、研究会 議のWebサイトとしては斬新なものでした。私はその当時学生で、片山薫先生(当時 の東京都立大学(現在の首都大学東京(来年度より東京都立大学)))のお手伝いとして、 奥入瀬で開催された夏のデータベースワークショップ(DBWS)のWebサイト作りを 担当していました。その際に、ICDE2005を『インスパイア』しまして、同じような デザインのページを作り、桜ではなく、代わりにリンゴが落ちてくるようなFlashア ニメーションを組み込んで、各所から怒られたのを記憶しております。結果的に、マ ウスポインタで触ると落ちるようなギミックに変更してリリースしましたが、その当 時から、データベース分野の皆さんは、ともすると単に奇抜なだけと思われる危険性 があるような斬新さを許容する文化があったように思います。 もう一つ、ベンチマークとなる会議は、2017年に東京で開催されたSIGIRです。この ページは非常にモダンなデザインで分かりやすいナビゲーションを実現していました。 VLDBのWebサイトをデザインするにあたって、ICDEやSIGIRを含めて、様々な分野 の日本で開催された国際会議のページを調べたのですが、その多くに共通点がありま した。 『桜』もしくは『富士山』。 この両者が日本を代表するモチーフである事は疑いありません。でも、それらをデ ザインの要にしたコンテンツはインバウンド対策としてはなおさらの事、そこかし こに溢れていて、少々食傷気味な気がします。だからこそ、それらを使わないとい う所を今回の出発点としました。それらば、日本の『美』と対極にあるものを使っ てやろうという事で、『喧噪』をテーマに、現在の背景動画は渋谷のスクランブル 交差点となっています。 もう一点、実は現在のWebサイトは当初は会議のティーザー広告的な存在と考えて いました。それを公開した後で、本格的なWebサイトを、専門のWeb制作会社に発 注する予定でした。ただ、一つ懸念があって、結局Web制作会社に注文すると、よ くあるWordPress等のCMSを使って、よくある構造とよくあるデザインのWebサイ トが出発点となってしまいがちです。だからこそ、発注側が積極的に関わらないと、 没個性的なデザインになってしまいます。本来であれば、要求仕様をキッチリまと めて、という話になるのでしょうが、それならば、Web制作会社に発注する時のベ ンチマークとなるWebサイトを先に作っておき、「プロならば、これ以上のものを 作ってね」と依頼すれば、私自身も要求仕様作りというペーパーワークから逃れられ る上、忙しさにかまけてキャッアップできていなかった、最近のWeb技術の勉強の機 会になり一石二鳥です。そうして作ったのが現在のWebサイトなのですが、その後ど ういう訳か、他の幹事団の先生方の多大なご支持を頂いて、Web制作会社へ発注する 事なく、コンテンツを拡充して、そのまま本番環境として使い続ける事になった次第 です。 この様な経緯でできたページですので、デザインにも技術にも色々と挑戦的な要素が 満載となっています。DBSJ Newsletterの読者にはWebの研究者も多いと思いますの で、細かな話になるかもしれませんが、このWebサイトの技術的な側面について紹介 します。 VLDB2020 WebサイトのURLは冒頭で紹介しましたが、もう一つのURLがあります。 https://github.com/VLDB2020/developer-preview 実は、VLDB2020のWebサイトはGitHub上にあります。GitHub上にあるというのは、 単にソースコードを管理しているというだけでなく、Webサイトのホスティングまで GitHubで行っているという意味です。ご存知とは思いますが、GitHubはバージョン 管理システムGitに基づいた、ソフトウェア開発プラットフォームです。一般的にはプ ログラムのソースコードを管理する目的で使用される事が多いですが、GitHub Pages という機能を使えば、Webのホスティングも可能です。VLDB2020のWebサイトは、 GitHub上でソースコードが管理され、GitHub Pages上でホスティング・公開されてい ます。 と、この事を伝えると、「え?CMS使わないの?」とよく言われます。実を言うと、 いつもこの質問の意味が分からず適当に返答しているのですが、もし、これが「Word Pressのような重量級のシステムを使っていないの?」という事ならば「使っていませ ん」あるいは「使いたくありません」という返答になるでしょうし、「HTML直打ちで 管理しているの?」という意味ならば、「いやいや、そんな訳ないでしょ」という返答 になると思います。 GitHub PagesにはJekyll[*1]というシステムが組み込まれています。このJekyllは (Wikipediaの定義によると) a simple, blog-aware, static site generatorというもの だそうですが、コンテンツを管理する機能を持つので、CMSと呼んでもよさそうに思 います。Jekyllはページデザインの骨子をLiquid template language[*2]で、コンテ ンツをMarkdown[*3]で記述する事ができます。GitHubにpushしたMarkdownファ イルは、即座にHTMLに変換され、WebサイトとしてGitHubPagesにデプロイされます。 VLDB2020のWebサイトも上記のGitHubリポジトリを見てもらえれば、全てのページ がMarkdown形式で書かれている事が分かります。コンテンツの編集は、私の場合は Microsoft Visual Studio Codeを使っていますが、Markdown形式のファイルを修正し たら、保存し、Gitにcommitして、GitHubにpushするだけで終わりです。手間として はCMSやWikiの管理画面にログインして、WYSIWYGエディタを使うのと、そうは変わ らないでしょう。どうしてもWYSIWYGエディタを使いたいのであれば、Markdown用 のWYSIWYGエディタも世の中には存在します。あります。さらに、GitHubなので当 然ですが、複数人での更新作業や、バージョン管理や他者によるレビュー等、必要と思 われる機能はあらかた持っています。 さて、デザインの話も少ししましょう。ページデザインの最も目を惹くポイントは、背 景動画とメニューのデザインではないでしょうか。元々ティーザーページとして考えて いた事もあり、トップ画面は、なるべくシンプルに、背景動画と会議名だけにすると決 めていました。だとすると、メニューは後から出てくるようにしなければなりません。 アニメーションでページの端から出すとして、メニューバーを右から出すか、左から出 すかで悩みました。悩んだ結果、分割式にして両方から出てくるようにしてみよう、と 実装したのが、現在のデザインです。左側には「会議に興味をもってもらう為の情報」、 右側には「会議に興味をもった人向けの情報」を載せるようにして、分割メニューをデ ザインだけでなく、コンテンツ構造ともリンクさせるようにしています。 このページでは、メニューだけでなくコンテンツ画面もアニメーションで出てきます が、これはCSS(Cascading Style Sheets)に基づいています。ただCSSは非常に効率 の悪い言語で、すぐにデータ量が膨れ上がる根本的な欠陥があり、またメンテナンス 性が非常に悪いという欠点があります。そこでLESSという動的スタイルシート言語 を使っています。これによりアニメーションだけでなく、各コンテンツのカテゴリを 表す色の定義や、その割り当て等を動的かつ構造的に定義する事ができるようになり、 デザインの管理が飛躍的に楽になりました。LESSはサーバサイド、あるいはクライア ントサイドにてCSSにコンパイルされ、Webブラウザに解釈されます。このページで はless.js[*4]というクライアントサイドにてLESSをコンパイルするライブラリを 使っています。 CSS3の登場により、プログラミング無しにHTML上でアニメーションが表現できるよ うになりましたが、それでも、複雑なメニューを作るためには、記述力が不足する場 面もあります。そこで、サブメニューパネルのアニメーション等で、一部JavaScrtipt のプログラムからアニメーションを制御するようにしています。これにはanime.js[*5] というライブラリを使っています。このライブラリは、Webブラウザ上でデータ可視 化等をされている方にはお馴染みのD3.js等と同じ、JavaScriptによるドローイングや アニメーションの為のライブラリです。ただし機能はアニメーションに特化している ので16.8 KBと非常に軽量です(D3.jsは200KB超)。また、背景動画が表示されている 画面で、コンテンツを下から引き出して表示する際に、背景動画がだんだんとスロー になり最後にはストップ(ポーズ)するのですが、この処理にもanime.jsを使っています。 もう一つ、既にお気づきかもしれませんが、このWebサイトはページ遷移の時にペー ジ遷移しません。ちょっと何を言っているのか分からないかもしれませんが、要は、 何かリンクをクリックした時に、普通なら、画面が一旦白くなり、新しいページが読 み込まれたらそれが表示されますが、このサイトでは、内部ページへのリンクをクリッ クすると、瞬時にページが切り替わります。これは非同期通信でリンク先のページを バックグラウンドで取り寄せ、ページの一部のみを書き換える、PJAXという技術を 使っているからです。その実装のためにBarba.js[*6]というライブラリを利用しています。 次に背景動画ですが、Google社のWebM/VP9形式に基づいています。ただしこれを読 めないWebブラウザもありますので、MP4/H.264形式のファイルも用意しています。 撮影場所は渋谷のスクランブル交差点で、SONYのRX0という小型カメラを3軸のジン バルに載せて撮影しました。公共の場である点、常に観光客の多くが撮影をしている 点、また横断している姿を撮影される事は社会通念上のマイナス要因とは考えられない 点をもって、肖像権の侵害にはならないと考えますが、圧縮効率を上げる目的もあり、 多少のボカシを映像に加えています。 このサイトを公開した時に、一番最初のフィードバックは、子供向けAndroidアプリを 開発している友人からで「SVGでフォント使ったマスクできるんだ」というものでした。 実に細かい、細かすぎる点に気づくなぁと、関心するとともに嬉しかったのですが、私 自身も、これは新しい発見でした。背景動画は、画質を落としている事を目立たなくす るために、紺色の半透明のSVG画像を被せています。これ自体はよくあるテクニックな のですが、中央のVLDB 2020 Tokyoという文字の白抜きの内部だけは、透明になって動 画が良く見えるようになっています。この文字は、ラスター画像やベクトル画像ではなく、 Web Fontを適用した文字列として定義されているんです。ブラウザでソースコードを表 示して、225行目から227行目に書いてあります。これにより、文字列やフォントの変更 も簡単ですし、何より、データ容量が節約できます。ストリーミング再生されるとはいえ、 背景の動画ファイルが6MBありますから、その他の部分は極力軽く仕上げたいという事で、 ページからJPG、PNG、GIF等のラスター画像を一切排除し、SVGのベクター画像も極力 軽くするようにしています。 また、レスポンシブ対応も考えています。レスポンシブとはスマートフォンからPCまで 様々な解像度の画面に、一つのHTMLで対応するための技術で、Webサイトのデザイン をスマートフォンからの閲覧を優先する、モバイルファーストと呼ばれる流行から出て 来た考え方です。このページは国際会議のWebサイトで、おそらく皆さんは、まだスマ ホではなく、PCで論文を書いているでしょうから、モバイルファーストにする必要まで は無いと思いますが、様々な画面サイズに、一つのページで対応する事は、Webサイト の習作として押さえておいて損はないでしょう。その為の重要な技術はWebサイトのグ リッドレイアウト化です。ページを横12程度のブロックに分け、ページのデザインを決 定する技術で、画面サイズの横幅により、ブロックの表示の有無やサイズを定義する事 によって、PCのような高解像度の画面から、スマホのような横幅が小さな画面まで、同 じデザインで表示できるようになります。VLDB2020のページをPCのブラウザで開いて、 ウィンドウの横幅を徐々に狭めてみてください。ある時点まで狭めるとメニューバーが アイコンだけになります。このような表示制御を行うために、Fluidable[*7]というCSS によるレスポンシブなグリッドエンジンを使っています。 このように、最近のWeb技術のショーケースのようなWebサイトになってしまいました が、とはいえ、国際会議のページとしての実用性も考えなければなりません。全画面の背 景動画は初見でのインパクトはありますが、論文投稿者が、フォーマット等をチェックし ようと、ちょくちょくWebサイトを訪れる時、毎回これを見されせれたら、あまりユーザ 体験的にはよろしくないと思います。という訳で、最後に閲覧した日をCOOKIEを使って ブラウザに覚えさせてあり、一週間以内に再度ページを開いた時は、コンテンツが下から 引き出された状態のページを表示するようにしています。COOKIEの制御はjs-cookie[*8] というライブラリを使っています。 最後に、このページをどのように実装したのかについても少し書きたいと思います。私自 身は2018年の4月に、静岡大学から首都大学東京へ所属が変わり、自宅も浜松から横浜へ と引っ越しました。総務省の統計調査によると、通勤時間が最長の都道府県は神奈川県で、 1時間40分だそうです[*9]。私も、例外ではなく、横浜線の端から端まで片道70分も電車 に揺られて通勤します。VLDB2020のWebサイトの殆どはこの横浜線の車内で生まれまし た。GitHubのコミットログを見れば分かりますが、実質4日ぐらいで完成したので、あま り暇つぶしにはならなかったのですが・・・。なお、この文章も横浜線の車内で書いてい るのですが、これぐらいの長文が書けてしまいます。 のろのろと走る横浜線のせいで、技術的に細かな事を長々と書きすぎてしまったように思 います。ここまで読んでいる方がどれくらいいるのかは分かりませんが、読んでいただい た方の為に、一つ細かな情報をお教えします。VLDB2020のページの背景動画が表示され ている状態で、キーボードの「下矢印キー」を押してみてください。コンテンツのパネル が現れます。その他「上矢印キー」にも機能を割り振ってありますので、よろしければ探 してみてください。 現在、VLDB2020では私、横山をChairとして、産総研の的野晃整さん,金京淑さん、 Steven Lindenさんと4人態勢でWeb and SNS committeeを組織しております。ただ、 これまでに説明してきた通り、VLDB2020のWebサイトはGitHub上の公開リポジトリで オープンソースプロジェクトとして管理されています。実はいくつかバグを見つけていま して、例えば、スマホからページを見る際に、アドレスバーが表示されている状態だと、 サブメニューの上部がアドレスバーに隠れてしまうという問題があります。スマホのブラ ウザの場合、アドレスバーが表示されていても、JavaScriptから取れる画面サイズが変わ らない為なのですが、ちょっと時間が取れず、手がつけられていません。もし修正方法を ご存知の方が居ましたら、ぜひとも修正して頂いてPull Requestを頂けましたらと思いま す。もちろん、この件に関わらず参加大歓迎です。Webサイトを作るという、研究とはか け離れた、ある意味『なんという事のない』作業ですが、それをダシに、私達のデータベ ースコミュニティーが少しでも楽しくなればと考えています。 [*1] Jekyll https://jekyllrb.com/ [*2] Liquid https://shopify.github.io/liquid/ [*3] Markdown https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown [*4] less.js http://lesscss.org/ [*5] anime.js https://animejs.com/ [*6] Barba.js https://barba.js.org/ [*7] Fluidable https://fluidable.com/ [*8] js-cookie https://github.com/js-cookie/js-cookie [*9] 総務省 通勤・通学時間が長い!?ランキング https://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/rank/rank3.html 「企業の方必見!VLDB2020スポンサーシップ情報」 佐々木勇和(大阪大学)、石川佳治(名古屋大学) VLDBは世界各国から多くの研究者や学生が集まります。そのため、VLDBに参加すること で、企業の方におきましては、企業のPRやリクルーティングなどの利点があるかと思いま す。参加するだけでも十分有益かもしれないですが、VLDB2020のサポーターとしてご支 援頂けますと、 webページに企業ロゴがのったり、会場にPRスペースがもてたりと、さら なる利点を享受することができます。 VLDBが東京で開催される滅多に無い機会ですので 多くの日本企業がサポーターになって頂けることを願っております。 さて、ここからはサポーターに関する具体的なことについて説明していきます。サポータ ーは、サポーター料に応じて様々なサービスを受けることが可能です。下記にVLDB2020 のサポーター情報を記載しますので、是非ご検討のほどお願いします。サポーターに関す るご質問、ご要望がございましたら、お気軽にVLDB 2020 組織委員会 helpdesk [at] vldb2020.org にご相談ください。 サポーターには、大きく分けて基本サポーターと特定サポーターの2種類があります。 1. 基本サポーター:ダイヤモンド、プラチナ+、プラチナ、ゴールド、シルバー、または ブロンズスポンサーとして、特に用途を定めないご支援をいただきます。 2. 特定サポーター:ポスターレセプション、コーヒーブレイクなど、特定の用途を定めた 上でのご支援をいただきます。 すべての基本・特定に関わらず、サポーターには、以下の共通の特典をご用意しています。 ・カンファレンスプログラムに御社のロゴを掲載し、VLDB 2020 サポーターとして紹介い たします。 ・公式ウェブサイトのサポーターのページに御社のロゴを掲載し、あわせて、御社のホーム ページへとハイパーリンクを張ることで、VLDB 2020 サポーターとして紹介いたします。 ・カンファレンスの会期中、公式サポーターとして専用ボードでご紹介いたします。 ・2020 年9 月末までの間、VLDB 2020 カンファレンスのロゴを使用することができます。 本DBSJ newsletterでは、基本サポーターについてのみ紹介いたします。詳しくはVLDBの ウェブページに今後掲載致します。 ☆ダイアモンド:サポーター料 応相談 ダイヤモンドサポーターにお申込みいただくと、サポーターの共通の特典に加えて、次の ような特典がございます。 ・VLDB 2020 に、8 名様まで無料でご招待いたします。 ・カンファレンスの開催期間中、会場の専用エリア内にバナースタンド(高さ2m×幅1m までのサイズ) を設置することができます。 ・オープニングセッションとクロージングセッションにて、ダイヤモンドサポーターとし て、口頭で参加者にご紹介いたします。 ・展示説明者として、2 名様まで展示会場にご入場できます。 ・広さ 1.8m×1.8m の専用ブースを、2 つご用意いたします。 ・カンファレンスプログラムに、会社案内文(英文150 語以内)を掲載いたします。 ・カンファレンスプログラムに1 ページの広告を掲載することができます。 (掲載のデザイン等は御社よりのご提供となります) ・御社のロゴを、サポーターの中で一番大きなサイズで掲載いたします。 ・御社からご提供いただいた会社案内のパンフレットを、カンファレンスバッグの中に入 れて参加者へお配りいたします。(A4 サイズ、2 枚、4 ページまでの範囲でお願いいたし ます。2 つ折も可) ・ご希望があれば、レセプション、バンケット、ビジネスランチ、PhD ワークショップ、 10-year best paper 講演、基調講演などで単独のスポンサーとなっていただけます。 ・プレスリリースに謝辞を含めます。 ☆プラチナ+:サポーター料 300万円 プラチナ+サポーターにお申込みいただくと、サポーターの共通の特典に加えて、次の ような特典がございます。 ・VLDB 2020 に、6 名様まで無料でご招待いたします。 ・カンファレンスの開催期間中、会場の専用エリア内にバナースタンド(高さ2m×幅1m までのサイズ) を設置することができます。 ・オープニングセッションとクロージングセッションにて、プラチナ+サポーターとして、 口頭で参加者にご紹介いたします。 ・展示説明者として、2 名様まで展示会場にご入場できます。 ・広さ 1.8m×1.8m の専用ブースを、1 つご用意いたします。 ・カンファレンスプログラムに、会社案内文(英文100 語以内)を掲載いたします。 ・カンファレンスプログラムに1ページの広告を掲載することができます。(掲載のデザ イン等は御社よりのご提供となります) ・御社のロゴを、プラチナサポーターよりも大きなサイズで掲載いたします。 ・御社からご提供いただいた会社案内のパンフレットを、カンファレンスバッグの中に入 れて参加者へお配りいたします。(A4 サイズ、2 枚、4 ページまでの範囲でお願いいたし ます。2 つ折も可) ・ご希望があれば、レセプション、バンケット、ビジネスランチ、PhD ワークショップ、 10-year best paper 講演、基調講演などで単独のスポンサーとなっていただけます。 ・プレスリリースに謝辞を含めます。 ☆プラチナ:サポーター料 200万円 プラチナサポーターにお申込みいただくと、サポーターの共通の特典に加えて、次のような 特典がございます。 ・VLDB 2020 に、5 名様まで無料でご招待いたします。 ・カンファレンスの開催期間中、会場の専用エリア内のバナースタンドにロゴを掲載いたします。 ・オープニングセッションとクロージングセッションにて、プラチナサポーターとして、 口頭で参加者にご紹介いたします。 ・展示説明者として、1 名様まで展示会場にご入場できます。 ・広さ 1.8m×1.8m の専用ブースを、1つご用意いたします。 ・カンファレンスプログラムに、会社案内文(英文75 語以内)を掲載いたします。 ・カンファレンスプログラムに1ページの広告を掲載することができます。 (掲載のデザイン等は御社よりのご提供となります) ・御社のロゴを、ゴールドサポーターよりも大きなサイズで掲載いたします。 ・御社からご提供いただいた会社案内のパンフレットを、カンファレンスバッグの中に入 れて参加者へお配りいたします。(A4 サイズ、2 枚、4 ページまでの範囲でお願いいたし ます。2 つ折も可) ・ご希望があれば、レセプション、バンケット、ビジネスランチ、PhD ワークショップ、 10-year best paper 講演、基調講演などで単独のスポンサーとなっていただけます。 ・プレスリリースに謝辞を含めます。 ☆ゴールド;100万円 ゴールドサポーターにお申込みいただくと、サポーターの共通の特典に加え、次のような 特典がございます。 ・VLDB 2020 に、4 名様まで無料でご招待いたします。 ・カンファレンスの開催期間中、会場の専用エリア内のバナースタンドにロゴを掲載いたします。 ・オープニングセッションとクロージングセッションにて、ゴールドサポーターとして、 口頭で参加者にご紹介いたします。 ・展示説明者として、1 名様まで展示会場にご入場できます。 ・広さ 1.8m×1.8m の専用ブースを、1つご用意いたします。 ・カンファレンスプログラムに、会社案内文(英文75 語以内)を掲載いたします。 ・カンファレンスプログラムに1ページの広告を掲載することができます。 (掲載のデザイン等は、御社よりのご提供となります) ・御社のロゴを、シルバーサポーターよりも大きなサイズで掲載いたします。 ・御社からご提供いただいた、会社案内のパンフレットを、カンファレンスバッグの中に入 れて参加者へお配りいたします。(A4 サイズ、2 枚、4 ページまでの範囲でお願いいたし ます。2 つ折も可) ☆シルバー:50万円 シルバーサポーターにお申込みいただくと、サポーターの共通の特典に加え、次のような 特典がございます。 ・VLDB 2020 に、3 名様まで無料でご招待いたします。 ・カンファレンスプログラムに、会社案内文(英文50 語以内)を掲載いたします。 ・カンファレンスプログラムに1/2 ページの広告を掲載することができます。(掲載のデザイン等は、御社よりのご提供となります) ・御社のロゴを、ブロンズサポーターよりも大きなサイズで掲載いたします。 ・御社からご提供いただいた、会社案内のパンフレットを、カンファレンスバッグの中に入 れて参加者へお配りいたします。(A4 サイズ、2 枚、4 ページまでの範囲でお願いいたし ます。2 つ折も可) ・サポーター用共有エリアに、御社のノベルティグッズなどを置くことができます。 ☆ブロンズ:30万円 ブロンズサポーターにお申込みいただくと、サポーターの共通の特典に加え、次のような 特典がございます。 ・VLDB 2020 に、2 名様まで無料でご招待いたします。 ・サポーター用共有エリアに、御社のノベルティグッズなどを置くことができます。 ===============================================================
- Prev by Date: [dbjapan] CFP: WebDB Forum 2019 査読付き論文(6/17概要締切,7/1投稿締切)
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