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[dbjapan] (新着4件)言語処理学会第26回年次大会(NLP2020)開催案内 (開催3/16-3/19)
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- Subject: [dbjapan] (新着4件)言語処理学会第26回年次大会(NLP2020)開催案内 (開催3/16-3/19)
- From: Takashi INUI <inui [at] cs.tsukuba.ac.jp>
- Date: Fri, 10 Jan 2020 17:55:16 +0900
メーリングリストの皆様 (重複して届きました場合はお許しください), 筑波大学の乾と申します. 言語処理学会第26回年次大会開催案内をお送りいたします. 大会発表の申し込みは2020年 1月 16日(木)午後3時までとなっておりますので, ご投稿くださる方はどうぞよろしくお願いいたします. ※重要 - 今大会より発表申込の条件が変更され,発表者が言語処理学会の会員であ ることが必要となります.詳細は発表申込要項をご覧ください. - 発表申込の締切は2020年1月16日(木)*午後3時*です. - 大会の時期は,梅の名所である偕楽園があるため,水戸近郊のホテルが 混雑します.宿泊予定の方は早めの宿の確保をお勧めします. ============================================================== ★★★新着情報★★★ ◆ 事前参加申込みの受付を1月10日(金)から開始しました ◆ 大会発表の申込みおよび論文原稿の締切は1月16日(木)午後3時となっています ◆ 招待講演とチュートリアルの詳細を掲載いたしました ◆ スポンサーイブニングの情報を掲載いたしました ============================================================== ============================================================== 目次 □言語処理学会第26回年次大会(NLP2020) 開催案内 - 招待講演 - チュートリアル - 参加登録 - 参加費 - 懇親会 □第26回年次大会 発表募集 □第26回年次大会 テーマセッションの発表募集 □第26回年次大会 スポンサーイブニングのお知らせ ============================================================== □開催案内 言語処理学会第26回年次大会(NLP2020)を茨城大学にて以下の 要領により開催いたします. 本大会は茨城大学工学部との共催で開催されます. ○ 大会Webサイト 大会Webサイトは以下のURLにて開設しています.順次,情報を アップデートいたしますので,こちらもご覧ください. https://www.anlp.jp/nlp2020/ ○ 大会Twitterアカウント https://twitter.com/NLP_2020 年次大会に関する情報発信・ご意見ご感想・お問い合わせなどには ハッシュタグ #NLP2020 をご利用ください. ○ 開催日時 2020年3月 16日(月)〜 3月19日(木) 3月 16日(月) チュートリアル,スポンサーイブニング 3月 17日(火) 本会議 第1日 3月 18日(水) 本会議 第2日,懇親会 3月 19日(木) 本会議 第3日 ○ 会場 会場: 茨城大学 水戸キャンパス 所在地:〒310-8512 水戸市文京2-1-1 https://www.ibaraki.ac.jp/generalinfo/campus/mito/ (臨時託児室を設ける予定) ○ 今後のスケジュール 事前参加申込受付開始 2020年 1月 10日(金) 大会発表申込・論文原稿締切 2020年 1月 16日(木)午後3時※ 大会プログラムWeb公開 2020年 2月 10日(月) 事前参加申込締切 2020年 2月 14日(金) 予稿集Web公開 2020年 3月 9日(月) 発表申し込みは大会Webサイトにて受け付けています. ※大会発表申込・論文原稿の締切時刻は午後3時です.例年と締切時刻が 異なりますので,ご注意ください. ※スポンサー関連のスケジュール スポンサー応募締切 2020年 2月 28日(金) ● 招待講演 以下の2件の招待講演をいただく予定です. 講演時間などの詳細は追ってお知らせいたします. https://www.anlp.jp/nlp2020/#invite ○ 3/17 (火) ◆講演者: 水本 篤 先生(関西大学) ◆題目: 言語教育が自然言語処理に期待すること ◆概要: 情報技術を活用した教育・研究は各分野で広く行われているが,特に言語教育 においては自然言語処理技術の活用が進んでいる.しかしながら,言語教育が 抱える課題や,教育分野ならではの評価軸などが,十分に自然言語処理の研究 者と共有できていないために,その技術が活用できていないという現状がある. 本講演では,そのような乖離を埋めるため,近年の応用言語学分野における自 然言語処理を利用した研究や実践の動向を概観して,問題点を考察し,自然言 語処理分野の研究者の方々に理解していただきたい点をまとめる.その上で, 今後,言語教育分野がその技術をさらに研究と実践で活用していくために,自 然言語処理の分野に期待することを述べたいと思う. ◆略歴: 関西大学 外国語学部・外国語教育学研究科教授.専門はコーパスの教育利用, 語彙学習方略,言語テスティング.近年はコーパスを利用した学習と指導 に関する研究を主に進めている.著作に,『外国語教育研究ハンドブック』 (2012年,松柏社, 共編著),『ICTを活用した英語アカデミック・ライティン グ指導―支援ツールの開発と実践―』(2017年,金星堂,編著)などがあり, 論文は数多くの国際ジャーナルに掲載されている.2014年全国英語教育学会 (JASELE)学術奨励賞受賞.2016年英語コーパス学会(JAECS)奨励賞受賞. 2017年外国語教育メディア学会(LET)学術賞受賞. ○ 3/18 (水) ◆講演者: 松本 裕治 先生(奈良先端科学技術大学院大学/理化学研究所革新知能統合研究センター) ◆題目: 知識と自然言語処理 ◆概要: 人間が持っている知識とはどうなっているのだろう.この素朴な疑問が元にな って自然言語処理の分野に入り研究を進めてきた.言語は知識と密接に関係し ているが,最近の自然言語処理では,知識についての議論はあまり論じられな い.一方で,近年の連続量に基づく意味の表現は,過去に行われていたシンボ ルに基づく意味を用いた言語処理をはるかに越えるレベルに種々のタスクの性 能向上を達成した.自然言語処理のための知識の表現や利用に関する過去の知 見を振り返り,自然言語処理における知識の役割と,知識の獲得や表現におけ る言語処理の役割の双方の観点から,これまでの研究や今後の方向性について 議論してみたい. ◆略歴: 1979年3月 京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程 修了 1979年4月 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所 研究員 1984年-1985年 インペリアルカレッジ計算学科 客員研究員 1985年9月 (財)新世代コンピュータ技術開発機構研究所 第一研究室室長代理 1988年10月 京都大学大型計算機センター 助教授 1989年10月 京都大学工学部電気工学第二教室 助教授 1993年4月 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授 (現職) 2016年9月 (兼任)理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP) 知識獲得チームリーダ ● チュートリアル 3月16日(月)には,4つの分野のチュートリアルを行う予定です. 詳細は大会Webサイトをご覧ください. https://www.anlp.jp/nlp2020/#tutorial ◆講演者: 持橋 大地 先生(統計数理研究所) ◆題目: ガウス過程と自然言語処理 ◆概要: ガウス過程は,カーネル法に基づいて非線形な回帰関数のベイズ推定,あるい は一般に「何かが連続的に変化する様子」をとらえることを可能にする確率過 程であり,深層学習の理論モデルとしても重要な位置にある. ガウス過程は 近年機械学習を含む多くの分野で適用が進んでおり,自然言語処理においても 非線形な回帰モデルとしてだけでなく,空間や運動のような連続値およびその 時系列を扱うことが必要になっている現在,重要性の高い基本的な確率モデル であるといえる. 本チュートリアルでは,2019年に上梓した講談社MLPシリー ズ『ガウス過程と機械学習』に基づき,ガウス過程とは何かを無限次元の線形 回帰モデルとして平易に導入するとともに,様々な自然言語処理タスクへの応 用や,深層学習との理論的繋がりについて解説する. ◆講演者: 横川 博一 先生(神戸大学) ◆題目: 外国語学習者の言語情報処理はいかに熟達化するか−その心的プロセスに迫る ◆概要: わたしたちはことばをどう獲得し,脳内でどう処理し,学習しているのだろう か.このような課題を解明しようとする学問分野は「心理言語学」と呼ばれて いる.本チュートリアルでは,私自身の試行錯誤の連続としての英語の授業実 践にも触れながら,最近の科研プロジェクトで取り組んできた外国語学習者の 言語情報処理の自動化プロセスの解明に関する心理言語学研究の成果のうち, 「単語の音声・意味の対連合学習はどう進むのか」,「母語話者が得意なこ と・外国語学習者が苦手なこと」,「経験−繰り返し接触−による潜在学習の可 能性」,「文法操作力と発話理解はどんな関係にあるか」などをテーマに行動 実験データやfMRIなどの脳神経科学データにもとづき紹介しながら,言語運用 の心的プロセスに迫りたいと思う. ◆講演者: 鈴木 大慈 先生(東京大学) ◆題目: 深層学習の理論 ◆概要: 本チュートリアルでは,深層学習の理論を特に統計的学習理論の観点から重点 的に解説する.深層学習は自然言語処理をはじめ様々な分野で活用されている 一方,その理論的理解に関してはまだ未解明な部分が多く,現在その解明に向 けて様々な切り口から精力的に研究が進められている.理論は単なる学問的理 解を促すだけでなく,深層学習の学習過程で起きている現象を理解し新しい方 法論を構築するための指針ともなりうる.深層学習の理論研究において重要な 解析対象は大きく分けて近似性能・汎化性能・最適化に分けられる.これら各 項目は互いに独立しているわけではなく,それぞれ密接に関連している.本チ ュートリアルでは,これら諸問題について現在解明されている理論を直感的に 説明し,同時に統計的学習理論の基礎も併せて紹介する.さらに,現在の理論 の限界についても議論する. ◆講演者: 川崎 義史 先生(東京大学) ◆題目: 文献学への自然言語処理技術の応用 ―スペイン語文献を例にして― ◆概要: 近年,スペイン語圏でも「デジタル人文学」が活況を呈しており,この名を冠 したプロジェクトは枚挙にいとまがない.文献学の分野でも,多種多様なコー パスが整備され,コーパスに基づいた実証的研究が一般的になりつつある.今 後,単なるコーパス検索にとどまらない新規性のある研究を行うには,人文系 研究者にも基礎的なNLP技術に習熟することが求められていくであろう.本チ ュートリアルでは,発表者が,NLP技術を応用して取り組んでいる研究の達成 点や今後の課題について報告・議論する.具体的には,品詞タグ付けから単語 埋め込みやRNNまで種々の手法を用いて取り組んでいる,(1)文学作品の著者推 定,(2)古文書の年代・地点推定,(3)言語変化のモデル化,(4)新聞コーパス からのイベントデータ抽出のタスクを扱う. ● 参加登録 事前参加登録の受付は2020年1月10日(金)から開始しています. 事前参加登録サイトは大会Webページからリンクされています. 事前参加登録および入金は2020年2月14日(金)までにお願いします. 期限までに入金されていない場合,原則として事前参加登録は無効となりますので ご注意ください. ※無料の臨時託児室を設置します. ご利用の方は2020年3月11日(水)までに事前申し込みが必要です. 下記の事業者に直接メールまたは電話にて託児サービスをお申込みください. 事業者名:(株)ケアファクトリー<託児ルーム リトルワンダー>(担当:河又様) メール:cfactory [at] maple.ocn.ne.jp 電話:029-257-6651 ● 参加費 会員種別,申込時期によって,以下の参加費をいただきます. 事前登録の受付は2020年1月10日(金)から2月14日(金)までです. 一般会員:事前登録6,000円(不課税),当日受付9,000円(不課税) 学生会員:事前登録3,000円(不課税),当日受付6,000円(不課税) 賛助会員:事前登録6,000円(不課税) 非会員(一般):事前登録15,000円(税込),当日受付18,000円(税込) 非会員(学生):事前登録6,000円(税込),当日受付9,000円(税込) ・チュートリアルの参加は,本会議参加費に含まれます. ・チュートリアルのみ参加・聴講する場合も,本会議参加費が必要です. ・賛助会員価格(割引)は,事前登録のみ設定します.当日受付の場合は, 非会員扱いとします. ・当日の受付作業の軽減のため,できるだけ,事前登録をお願いします. ● 懇親会 日時:3月18日(水)19:00-21:00(予定) 場所:ホテルレイクビュー水戸 所在地:〒310-0015 茨城県水戸市宮町1丁目6−1 (JR水戸駅南口より徒歩約4分) 参加費: 一般会員 6,000円(税込) 賛助会員 6,000円(税込) 非会員(一般) 6,000円(税込) 学生会員 4,000円(税込) 非会員(学生) 4,000円(税込) ※懇親会参加費は事前申し込み,当日共に同一費用です. ※形式は立食形式です. ※例年,事前申し込み締め切り前に定員に達してしまうため,早めの申し 込みをお願いいたします. ※ホテルレイクビュー水戸にて,大会参加者は宿泊費の割引があります. 詳細はホテルに電話でお問い合わせ下さい. ○ 参加手続きや支払いに関する問い合わせ: 言語処理学会第26回年次大会 事前参加登録システムサポートデスク Email: nlp2020regist [at] nacos.com ============================================================== □発表募集 ● 大会発表申込先 発表申込と同時に予稿集の原稿を投稿していただきます. 発表申込時に必ず予稿集の原稿をPDFでご用意くださいますよう,お願いい たします. 発表申込は,下記のWebサイトにて受け付けています. https://www.anlp.jp/nlp2020/ 発表申込の締切は1月16日(木)午後3時です. 締切を過ぎてからの申込みや変更は一切できませんのでご注意ください. Web経由での申込が不可能である場合には,下記までご連絡ください. 言語処理学会第26回年次大会 発表申込受付担当 Email: nlp2020-inquiry [at] anlp.jp ● 発表申込要項 発表申込要項はこちらをご参照ください. https://www.anlp.jp/nlp2020/#application_site ○ プログラムや発表に関する問い合わせ 言語処理学会第26回年次大会 プログラム委員会 Email: nlp2020-inquiry [at] anlp.jp ============================================================== □テーマセッションの発表募集 本会議内に以下の5件のテーマセッションを設けます.発表申込方法は本会議 と同様です. ○ テーマセッション1:金融・経済ドメインのための言語処理 ○ テーマセッション2:言語教育と言語処理の接点 ○ テーマセッション3:ロボティクス・グラウンディングと自然言語処理 ○ テーマセッション4:化学分野への言語処理の応用 ○ テーマセッション5:翻訳とは何か? 何ではないか? 詳細はこちらをご覧ください. https://www.anlp.jp/nlp2020/#theme_info ○ テーマセッションに関する問い合わせ 言語処理学会第26回年次大会 テーマセッション担当 橋本 力,藤田 早苗,窪田 悠介 Email: nlp2020-plan [at] anlp.jp ============================================================== □スポンサーイブニングのお知らせ 「スポンサーイブニング」を開催します.「スポンサーイブニング」の目的は, NLP2020のスポンサーの方と参加者(特に学生のみなさん)が直接交流するきっかけを 作ることです.ぜひこのイベントに参加し,飲み物を片手に,まずは気軽にスポンサーからの メッセージを聞いてください. 「スポンサーイブニング」の概要は以下の通りです. ○ 日時 2020年 3月16日(月)16:00 (チュートリアル終了後)-18:00 終了予定 チュートリアルの終了時刻等によって,多少時間がずれる可能性があります. ○ 場所(詳細は後日発表) オープニング:チュートリアル会場 交流セッション:スポンサー展示ブース ○ スケジュール(予定) 16:00(チュートリアル終了後)- スポンサーイブニング開会 16:05- スポンサーのメッセージトーク メッセージトーク終了後- スポンサー展示ブースへの移動,交流 18:00 スポンサーイブニング閉会 ○ 参加スポンサー 原則として展示ブースのあるスポンサーが参加しますが,展示ブースがあっても スポンサーイブニングに参加しないスポンサーもあります. ○ 内容 オープニングでNLP2020「スポンサーイブニング」参加のスポンサーのご紹介をした後, 展示ブースにて,スポンサーの方と参加者との間で自由に対話していただきます. ○ 参加方法 事前申し込みなどは必要ありません.当日,直接会場にお越しください. ○ 参加費 無料 ○ 参加資格 大会参加者であればどなたでも参加できます.ただし,参加者が非常に多い場合は, 学生以外の方の参加を制限したり,飲食物を学生優先で配付したりすることがあります. どうぞご了承ください. ○ 飲食等 飲み物を提供します. 参加する学生の方は,ぜひ,気になるスポンサーに自分から話しかけてみてください. イベント後,スポンサーと学生との食事会などは,個別に自由に行ってください. このイベントをきっかけに,スポンサーと学生との直接交流が少しでも増えれば幸いです. ○ スポンサーイブニングに関する問い合わせ 言語処理学会第26回年次大会 スポンサー担当 Email: nlp2020-sponsor [at] anlp.jp ============================================================== 大会委員会 委員長 新納 浩幸 (茨城大) 大会プログラム委員会 委員長 白井 清昭 (北陸先端大) 大会実行委員会 委員長 佐々木 稔 (茨城大) ==============================================================