dbjapanメーリングリストアーカイブ(2022年)
[dbjapan] NTCIR-16カンファレンス参加募集(6月14日-17日)
- To: dbjapan [at] dbsj.org
- Subject: [dbjapan] NTCIR-16カンファレンス参加募集(6月14日-17日)
- From: Takehiro Yamamoto <t.yamamoto [at] sis.u-hyogo.ac.jp>
- Date: Mon, 6 Jun 2022 22:30:49 +0900
日本データベース学会の皆様, (重複して受け取られた場合にはご容赦ください) 兵庫県立大学の山本岳洋と申します. 来週の6月14日-17日にオンラインにて開催される NTCIR-16カンファレンスについて再度ご案内申し上げます. 基調講演ではNISTのEllen Voorhees博士より 「Cranfield is Dead; Long Live Cranfield」, 情報検索分野の最も権威ある賞であるGerard Salton Awardを昨年受賞したChengxiang Zhai教授より「Information Retrieval Evaluation as Search Simulation」,
RMIT UniversityのFalk Scholer教授より「The Impact of Query Variability and Relevance Measurement Scales on Information Retrieval Evaluation」という題目でそれぞれ講演いただきます.
また,酒井哲也教授によるテストコレクションや評価尺度の設計と 評価に関するチュートリアルも実施されます. ぜひ,ご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます. ========================================================= NTCIR-16カンファレンス 2022年 6月14日(火)-17日(金) オンライン ========================================================= カンファレンス詳細: https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-16/conference-ja.html 参加登録: https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-16/participation.html NTCIR (エンティサイル,NII Testbeds and Community for Information access Research) は,情報検索,質問応答,要約, テキストマイニング,機械翻訳など,膨大な情報の中から所望の情報にアクセスし, 情報の理解や活用を支援する技術の大規模な評価基盤を, 国内外の多数の研究者が共有しつつその共通基盤の上でそれぞれの研究を進め, 検証,比較評価し,相互に学びあうフォーラムを形成するプロジェクトです. 1998年から開始し,より豊かな情報アクセス技術の実現と未来価値創成を標榜し,1年半を1サイクルとして,毎回,いくつかのタスクを選択して活動を進めてきま した.
カンファレンスでは,タスク参加チームの研究成果や比較評価によって 得られた知見を発表します.NTCIR-16カンファレンスは完全オンラインで実施され,参加費は無料となってお ります.
現在の評価方法の基礎となっているクランフィールド実験から60年,また, NTCIRが発足して25年が経過し,情報アクセス技術の評価方法は 大きく変わろうとしてます. NTCIR-16カンファレンスでは基調講演として,長年TRECを運営してきた NISTのEllen Voorhees博士にクランフィールドパラダイムのこれまでと これからについてお話いただきます. また,情報検索分野の最も権威ある賞であるGerard Salton Awardを昨年受賞した Chengxiang Zhai教授には,シミュレーションに基づく検索システムの評価 についてお話いただきます.Falk Scholer教授には検索システムの評価における 適合性尺度やクエリの多様性が与える影響についてお話いただきます. さらに,酒井哲也教授によるテストコレクションや評価尺度の設計と 評価に関するチュートリアルも実施されます. NTCIR-16では 10つのタスクを選定しました: - Data Search: Data Search - DialEval: Dialogue Evaluation - FinNum: Investor's and Manager's Fine-grained Claim Detection - Lifelog: Lifelog Access and Retrieval - QALab-PoliInfo: Question Answering Lab for Political Information - WWW: We Want Web with CENTRE - RCIR: Reading Comprehension for Information Retrieval - Real-MedNLP: Real document-based Medical Natural Language Processing - SS: Session Search - ULTRE: Unbiased Learning to Ranking Evaluation Task NTCIR-16カンファレンスは,どなたでもご参加いただけるオープンイベントです. 前回のNTCIR-15 カンファレンスでは270名を超える参加登録があり, 実りある議論をしました. 今年も,多数の世界で活躍する情報アクセス技術研究者が一堂に会します. 情報アクセス技術に関する研究分野(情報検索,自然言語処理,データ工学など) にご関心がある方はどなたでも歓迎いたします. みなさまのご参加を心よりお待ちしています. NTCIR-16 General Co-chairs: Charlie Clarke,神門 典子,加藤 誠,Yiqun Liu NTCIR-16 Program Co-chairs: 山本岳洋,Zhicheng Dou -- Takehiro Yamamoto, Associate Professor School of Social Information Science, University of Hyogo Email: t.yamamoto [at] sis.u-hyogo.ac.jp Tel: 078-794-5212 https://rerank-lab.org/
- Prev by Date: [dbjapan] [CFP] IEEE BigComp 2023 -- Feb 2023 in Jeju, Korea
- Next by Date: [dbjapan] [論文募集] 電子情報通信学会論文誌D「データ工学と情報マネジメント特集」(6/20締切・2023年5月発行)
- Index(es):