日本データベース学会

dbjapanメーリングリストアーカイブ(2004年)

ご案内:「京都大学COE公開講座:知識社会を展望する」


日本データベース学会の皆様

京都大学の田中克己でございます。
添付のように、私どものCOEプログラムにおいて、下記の公開講座を開催致します。
お気軽にご参加頂ければ幸いに存じます。

本公開講座は、私どもの情報学研究科社会情報学専攻の紹介を兼ねたものに
なっておりますので、今夏の博士入試や修士入試に興味をお持ちの方々にも
広く案内して頂ければ幸いです。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

田中克己
知識基盤COE拠点リーダー

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■タイトル:「COE公開講座:知識社会を展望する」

■日時
第1回: 知識の発見・検索と流通
 平成16年6月 5日(土) 10時30分〜18時00分
第2回: 社会と情報
 平成16年6月12日(土) 10時30分〜18時00分
第3回: ネットワーキングとコミュニティ
 平成16年6月20日(日) 10時30分〜16時10分

■場所 京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール(大ホール)
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/kinenkan/index.htm

■定員 250名

■受講料およびテキスト料 無料

■問い合わせ先 京都大学21世紀COE
「知識社会基盤構築のための情報拠点形成」 事務局 
FAX: 075-753-5979
メール: adm [at] i.coe21.kyoto-u.ac.jp

■概要
21世紀は知識社会(Knowledge Society)になると考えられています。知識を中心に した産業構造に変化し、知識労働者が増加すると予想されています。知識社会では、 知識をいかにして生成・獲得し、社会共有できる形で利活用することができるかが大 きな鍵になります。平成14年度に採択された京都大学21世紀COEプログラムで は、「知識社会基盤構築のための情報学拠点形成」をテーマとして研究を推進すると ともに、この分野の人材養成につとめています。本公開講座では、知識コンテンツの 共有・検索・流通といった観点から、最新の研究成果を紹介し、知識社会のイメージ やあり方について展望します。具体的には、以下のようなテーマに沿って講義や討論 を行う予定です。
「データから知識の発掘」  
「インターネットのコンテンツ探しと通信放送の融合」  
「知識の流通と電子商取引」  
「デジタルコンテンツの著作権と特許工学」  
「巨大災害の被害を軽減する防災情報技術」  
「環境情報システムと環境教育」  
「情報教育と情報フルーエンシー」  
「医療と情報技術」  
「シミュレーションで避難を体験する」  
「街中の人と機器をネットワーキング」  
「安全・安心のネットワークを提供する」
なお、本公開講座は、情報学研究科主催の公開講座としても開講されます。
また、情報学研究科在籍の大学院生には、「16年度情報学展望IIB」として
開講されます。

■講義スケジュール

1回目:6月5日(土曜日)「知識社会における知識の発掘・生成と流通」

10:30−12:00  通信放送融合と知識社会のコンテンツ探し(田中克己)
13:00−14:30  データから知識を発掘する(高田秀志)
14:40−16:10  知識の流通と電子商取引(岩井原瑞穂)
16:20−17:50 デジタルコンテンツの著作権と特許工学(宮脇正晴・ 谷川 英和)

2回目:6月12日(土曜日)「知識社会と情報技術」

10:30−12:00  情報教育と情報フルーエンシー(喜多 一・高田秀志)
13:00−14:30  巨大災害の被害を軽減する(矢守克也)
14:40−16:10  環境情報の獲得と環境教育(荒井修亮)
16:20−17:50 街中の人と機器をネットワーキング(ユビキタスネット ワーク)(篠原 健・横澤 誠)

3回目:6月20日(日曜日)「ネットワーキングとコミュニティ」

10:30−12:00 シミュレーションで避難を体験する(エージェント)(石 田 亨)
13:00−14:30 安全・安心のネットワークを提供する(暗号)(岡本龍明)
14:40−16:10 医療と情報(吉原博幸)
終了後に、情報学研究科社会情報学専攻の説明会が午後6時まで開催されます。

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