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[dbjapan] [CFP] 第17回WI2研究会(締切一週間前)
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- Subject: [dbjapan] [CFP] 第17回WI2研究会(締切一週間前)
- From: Yoshinori Hijikata <hijikata [at] sys.es.osaka-u.ac.jp>
- Date: Thu, 07 Jan 2010 19:09:59 +0900
日本データベース学会の皆様、 大阪大学の土方です。2010年3月15日(月)〜16日(火)に大阪大学中之島センター(仮)で行い ます第17回Webインテリジェンスとインタラクション研究会の発表募集の案内です。申し込み 締め切り(2010年01月15日(金))の一週間前になりましたので、再度アナウンスさせていただ きます。たくさんのご発表、お待ちしております。 ============================================================================== 第17回Webインテリジェンスとインタラクション研究会 電子情報通信学会 HCG 第2種研究会 (SIG-WI2) 発表募集のご案内 ============================================================================== 電子情報通信学会 Webインテリジェンスとインタラクション研究会では、来たる2010年 03月15日(月)〜16日(火)に、大阪大学中之島センター(大阪市北区)(仮)において、第17 回研究会を開催致します。特別企画は、「ネットワークが創発する知能」と題して、複 雑ネットワークに関する招待講演を予定しております。また、今回は通常の研究発表に 加え、特別セッションとしてTwitterに関する研究を広く募集します。多数のご投稿を お待ちしています。 Webの果たす役割は進化し続けています。ハイパーリンクドキュメントによる情報公開 メディアから、blogやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などに代表されるコ ミュニケーションメディア、さらにはユーザデータのみならず様々な端末やセンサー 機器から収集されるデータなど実世界へとその領域を広げ、クラウドコンピューティン グやアンビエントインテリジェンスに代表されるような人間の社会活動を直接支える 『コラボレーションメディア』へと変貌しつつあります。 本研究会では、これらの流れを受け、Webをより高度に活用するために重要な、人工知 能に代表される知的情報処理技術、Web上の情報リソースに効率的にアクセスするため のデータベース技術、Webからの知識獲得を行うための自然言語処理技術、Web上のコミ ュニケーションを支えるヒューマンインタフェース技術、およびこれらを融合したシス テム設計技術などについて議論する機会を設け、広くWebに関する論文を募集いたしま す。 ---------------- 開催要領 ---------------- 期日 2010年03年月15日(月)、16日(火) 会場 大阪大学中之島センター(仮) (〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-53) http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php 参加資格 特になし 発表申込の締切日 2010年01月15日(金) 原稿提出の締切日 2010年02月12日(金) 申込方法 発表題目、著者、所属、代表者連絡先(氏名、住所、TEL、E-mail)、 発表種別(ロング発表かショート発表か)を 下記の発表申込・問合先へE-mailでお知らせください。 ---------------- 特別企画(招待講演) 「ネットワークが創発する知能」 ---------------- 近年、自然界に存在するネットワークから人工的に組織されたネットワークに至る、様 々なネットワークが複雑ネットワーク構造を有していることが分かってきた。これは、 そのようなネットワーク構造であることが何らかの意味でその系にとって好ましいとい うことを意味している。例えば、マルチエージェント協調問題において、各エージェン トの構造が同じであっても、エージェント間にて構成するネットワーク構造がスケール フリーであることによって、階層構造では発現しないような知的協調効果が創発される とすれば、まさに「ネットワークが知能を創発させている」と言える。一方、集合知や 群知能、Swarm-madeアーキテクチャのように、多数の低機能自律主体の行動から創発す る全体的知能に関する研究も盛んであり、ここにおいても各要素が形成するネットワー ク構造には重要な意味がある。 このような状況の下、国内において複雑ネットワーク研究が特に注目されるようになっ たのは今から6、7年前といったところである。複雑ネットワーク研究は、コンピュータ サイエンス、物理、化学、生物、経済、社会学など様々な分野において横断的に行われ ており、そのような研究者の交流の場としての研究会なども発足されている。そこで、 本セッションでは、国内における複雑ネットワーク研究の現在までの主な研究トピック の流れと、現在議論されているいくつかの研究テーマについて紹介する。 講演者(予定): ・栗原 聡(大阪大学/JST CREST) ・鳥海 不二夫(名古屋大学) ・和泉 潔(産業技術総合研究所/JST さきがけ) ・我妻 広明 (九州工業大学/理化学研究所) ---------------- 特別セッション 「Twitter研究のいま」発表募集 ---------------- Webにおける2009年の重要なトピックとして、Twitterの著しい成長・普及を挙げること ができる。Twitterは投稿を最大140文字のテキストに限定し、タイトルがつけられない など、コミュニケーションツールとしては制約が極めて強い。一方、この制約はひとり 言や気軽なつぶやきを誘発し、これまでWebでは得られなかったリアルタイム情報や人々 の動向を知る手段として注目を集めている。また、制約を生かした情報の転載方法や記 法のルールが急速に発達しており、独特のコミュニティを形成している。 機能面ではシンプルな反面、ほぼ全ての機能をAPI経由で利用することができるため、 第3者によって多様な派生サービスが展開されている。また、一方向的なフォローの仕 組みは、これまで普及してきたブログやSNSとは異なる社会ネットワークを形成してい ると考えられる。 このように、Twitterはさまざまな特性を持っているが故に、ある種捉えどころがない サービスであるとも言える。そこで、今回の研究会では、Twitterに関する研究を広く 募集し、Twitterが生み出すコミュニケーションのあり方を議論する。 募集分野(例) ・ユーザ統計 ・コンテンツ分析 ・フォロー・RTのネットワーク分析 ・情報推薦 ・アプリケーション・ユーザインターフェイス ・その他、Twitterに関連する研究を広く募集します。 ---------------- 一般講演募集分野 ---------------- (A) テキスト処理関連技術 ・情報検索、情報抽出、自動要約、質問応答、テキストマイニング (B) 知的Web基盤技術 ・XML、半構造データ処理、メタデータ構築支援、リンク解析、 アノテーション作成支援、セマンティックWeb環境支援、 マルチメディア検索 (C) Webインタラクション技術 ・意思決定支援、パーソナライゼーション、ユーザ行動分析、 情報可視化、ソーシャルネットワーク分析、コミュニティ構築支援 (D) その他 ・Webインテリジェンスとインタラクションに関するテーマ全般 ---------------- 発表種別(一般講演・特別セッション共) ---------------- (1)ロング発表 原稿 4ページまたは6 ページ、持ち時間30分(20分発表、10分質疑応答)となります。 実験結果などが出揃った分量の多い研究発表は、こちらでお申し込みください。 (2)ショート発表 原稿 2 ページ、持ち時間18分(13分発表、5分質疑応答)となります。 これからどのような研究をするかを説明するポジションペーパーの発表や、 前回の発表からの進捗分の発表、サーベイ報告や、市場調査報告、ユーザ アンケートの結果報告、システム開発報告、サービス提案などにご利用ください。 (注意点) それぞれ、会場の都合などにより、持ち時間を短くさせていただくことも ありますので、ご了承ください。また、申込み件数が上限に達しましたら、 その時点で申込み受付を終了させていただきますので、ご了承ください。 ---------------- 発表申込・問合先 ---------------- 櫻井 茂明(株式会社東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー) 〒212-8582 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 E-mail: shigeaki.sakurai [at] toshiba.co.jp 主催 Webインテリジェンスとインタラクション研究会 http://www.ieice.org/~wi2/ ------------------------------------------------------------------------------ -- Associate Professor Yoshinori Hijikata, Ph.D. Division of Systems Science and Applied Informatics Graduate School of Engineering Science, Osaka University Tel: +81-6-6850-6381 Fax: +81-6-6850-6341 E-mail: hijikata [at] sys.es.osaka-u.ac.jp
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