日本データベース学会

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[dbjapan] Re: 締切延長: 4/22発表締切 DE 研&PRMU研(パターン認識・メディア理解研) 共催 6月第一種研究会

  • To: dbjapan [at] dbsj.org
  • Subject: [dbjapan] Re: 締切延長: 4/22発表締切 DE 研&PRMU研(パターン認識・メディア理解研) 共催 6月第一種研究会
  • From: "Naofumi Yoshida" <naofumi [at] komazawa-u.ac.jp>
  • Date: Thu, 21 Apr 2011 19:27:22 +0900 (JST)

日本データベース学会の皆様,

 DE研の6月研究会について再度アナウンスさせて頂きます.
 何度も申し訳ありません.重複して受け取られた場合はすみません.
 EvernoteとWatson君の特別講演について,講演内容をアナウンスさせて
頂きます.これを機会にぜひ発表を申し込んで頂き,交流を深めて頂ける
機会と存じます.ご検討よろしくお願い致します.

発表募集締切 4月22日(金) [4月16日から延長]
原稿締切り  5月16日(月)
研究会    6月6日(月)、7日(火) (慶應義塾大学 日吉キャンパス)
発表申込先  http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=DE

駒澤大学 グローバル・メディア・スタディーズ学部
吉田尚史


電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会&パターン認識・メディア理解研究専門委員会 
共催 第一種研究会
2011年6月6日(月)、7日(火)

特別講演1
Technology Outlook of Evernote
by Stepan Pachikov

Evernote(エバーノート)は、パーソナルコンピュータやスマートフォン
(高機能携帯電話)向けの個人用ドキュメント管理システム、および同システム
の提供会社である。
手書き文字認識技術の供与からスタートし、テキスト・画像・音声などを
Web上に保存していつでも引き出し可能にできるオンラインメモサービスを提供している。
オンラインストレージは文字認識機能を有していて、日本語が含まれているデー
タ画像を自動認識し、タグ付けを行うことができることが特徴である。
Newtonに採用された民生用文字認識を開発したDr. Pachikovが
エバーノートに利用されている文字認識およびシステム化技術について語る。


講演者略歴
Stepan Pachikov, Ph.D. founded Evernote Corporation and has been its 
Chief Product Architect since June 2007. Dr. Pachikov served as Chief
Executive Officer and President of EverNote Corporation. 
以下省略。
http://en.wikipedia.org/wiki/Stepan_Pachikov
を参照のこと。
エバーノートについては以下を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Evernote

特別講演2
人間に勝利した質問応答システムWatson君
    金山 博氏

人工知能IBM・スパコン「ワトソン君」クイズで人間を破るというキャッチコピー
が本当かどうか、
膨大なデジタルデータの情報蓄積、並列処理手法に、機械学習を利用
した解答手法、さらにこれらの基礎技術がクイズ番組のアプリケーション
として集積、構築されたか、技術のコアを伺える貴重な機会です。

講演者略歴
金山 博
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 主任研究員
http://www.trl.ibm.com/people/kanayama/index_j.htm



>日本データベース学会の皆様,
>
> DE研の6月研究会についてアナウンスさせて頂きます.
> この研究会では,EvernoteのDr.Pachikovの特別講演,および,IBMワトソン君に
>関する特別講演を予定しております.
>
> Evernoteの創立者の一人Dr.Pachikovは世界初の民生用文字認識を開発
>したことで知られております.Evernoteは文字認識や音声認識などテクノロジ
>満載で,Evernoteの利用者はグローバルに見ても多いそうですので,Cross-
>Cultural環境のデータ工学やコンテンツに関する興味深いお話が伺えると
>存じます.
> IBMワトソン君に関する特別講演について,情報爆発の成果報告会を
>聴き逃した方も,ぜひ発表頂き,議論していただくよい機会と存じます.
>
> 下記のフォームから100〜200文字程の概要だけで申し込みでき
>ますので,ご参照ください.
>
>発表募集締切 4月22日(金) [4月16日から延長]
>原稿締切り  5月16日(月)
>研究会    6月6日(月)、7日(火) (慶應義塾大学 日吉キャンパス)
>
>駒澤大学 グローバル・メディア・スタディーズ学部
>吉田尚史
>
>
>===================================================================================
>電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会&パターン認識・メディア理解研究専門委員会 
>共催 第一種研究会
>        2011年6月6日(月)、7日(火)
>        慶応大学 日吉校舎 来往舎
>
>             論文募集
>
>
>「大規模マルチメディアデータを対象とした次世代検索およびマイニング」
>
>
>今日,Web上のコンテンツ, 電子図書館、電子書籍、デジタルテレビ放送等、
>我々の身の周りには大量のデジタルメディアデータが存在しており、
>多種多様なコンテンツから必要な情報を取得するため、ユーザは膨大な
>時間を費やしています。そこで、様々な大量メディアに
>対する検索技術,新たな価値を見出すコンテンツマイニング
>技術,さらには複数メディア情報を利用した新しいアプリケーション
>など,大規模コンテンツを有効に活用するための研究の重要性が
>増大しています.こうした状況を踏まえ、
>データ工学研究会とパターン認識・メディア理解研究会は共催にて、
>「大規模マルチメディアデータを対象とした次世代検索およびマイニング」
>をテーマに第一種研究会を開催いたします。
>
>現在,Web上には一般ユーザがアップロードした大量の画像や動画などの
>CGM(consumer-generated media)データが溢れています.CGMデータ
>にはテキストタグやジオタグなどの様々なメタデータが付与されているという
>特徴があります.また,CGMデータはYoutube, Flickrなどの画像・映像共有
>サイトに加え,Facebookやmixi, twitterなどのソーシャルメディ
>アにも多く存在しています。さらに,本年7月に完全デジタル
>化が行われるデジタルテレビ放送では,映像・音声に加えて豊富な
>メタデータが付与されているという特徴があります.メタデータに
>画像・映像自体から抽出した特徴量を
>利用することにより、Webやデジタル放送等の
>大量コンテンツを有効に活用する次世代検索技術やアプリケーションの登
>場が望まれています.
>
>爆発的に増加する多様なデジタルコンテンツに対し、必要なデータを探すのみ
>ならず、収集された有用なデータを系統的に管理、共有する試みが着目されています。
>例えば、ImageNetでは世の中のほとんどすべての一般名詞に対応する画像の
>収集を目指し,ネット上の不特定多数の人に
>作業を依頼するクラウドソーシング(crowdsourcing)によって
>Web上の大量画像を整理、DB化し、
>画像認識のための研究データとして公開が開始されています.こうした整理
>された大量画像データの利用はほとんど研究が行われておらず,今後の研究
>が期待されます.
>
>大量メディアデータを効率的に扱うにはより高速なアルゴリズム,計算機資源
>の有効利用に加え、増大する一方のデータ処理の
>スケールアウトを可能とする計算機システム、クラスタシステムの利用が
>不可欠であり、クラウドサービスに適合した大規模分散処理方式への検討が
>必要となります。すなわち、大量メディアを扱うための新しい
>アルゴリズムや,計算機の利用法
>の研究が今後大い期待されます.
>
> 本共催研究会では、上記に述べたように「大規模マルチメディアデータを
>対象とした次世代検索およびマイニング」に関する意欲的な研究発表を
>募集いたします.また,テーマに限らず,広く一般セッションの発表も
>受け付けます.
> 皆様の積極的なご応募をお待ちしております.
>
>
>発表募集締切 4月22日(金) [4月16日から延長]
>原稿締切り  5月16日(月)
>
>
>6月共催代一種研究会担当
>DE研              PRMU研
>  中野 美由紀 (東大)      佐藤 真一 (NII)
>  遠山 元道  (慶應)      黄瀬 浩一 (阪府大)
>  吉田 尚史  (駒澤大)      内橋 真吾 (富士ゼロックス)
>  鬼塚 真   (NTT)      柳井 啓司  (電通大)
>
>発表申込先
>http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=DE
>
>
>問合せ先
>  吉田 尚史(駒澤大学)
>    発表申込用: de-org [at] mail.ieice.org
>
>
>データ工学研究専門委員会
>  委員長  石川 佳治  (名古屋大学)
>  副委員長 宮崎 純    (奈良先端科学技術大学)
>       中野 美由紀 (東京大学)
>  幹事   大島 裕明  (京都大学)
>       横山 昌平   (静岡大学)
>  幹事補佐 義久 智樹    (大阪大学)