日本データベース学会

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[dbjapan] 第6回 集合知シンポジウムの発表募集


日本データベース学会会員の皆様
(重複して受け取られた場合はご容赦ください)

岡山大学の太田です。
本学の竹内先生の依頼により第6回 集合知シンポジウムの発表募集をご案内します。
ご興味のある方におかれましてはぜひ投稿をご検討ください。


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第6回 集合知シンポジウム 発表募集
(情報処理学会自然言語処理研究会と共催) 
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http://www.ieice.org/~nlc/cs2014.html

【日程】(予定)
* 2014年 12月 16日 (火) (13時?)
* 2014年 12月 17日 (水) (9時?18時)

【場所】
* 東京工業大学すずかけ台キャンパス
(〒226-8503 神奈川県横浜市緑区長津田町 4259)
★15日,16日はSP/SLP/SLUDが同じ会場で開催されます.
★3日間で音声処理から言語処理研究まで聴講できます.

【開催趣旨】

言語理解とコミュニケーション研究会では,2010年より,多くの人間の知識の
集合である集合知を取り上げたシンポジウムを開催しています.今回,第6回目
となる「集合知シンポジウム」を開催いたします.

Webの普及により,QAサイト,SNS,ブログなどのCGM(Consumer Generated
Media)を通じて容易に多くの人間の知識を集約することができるようになって
きました.また,最近ではクラウドソーシングの手法も広がりを見せており,
知識の集約以外にも,システムの評価・改善などにも用いられるようになって
きています.

大量のデータかあるからと言って,自動的に価値ある集合知が発見できるわけ
ではありません.何かしらの言語処理結果を人間が理解して,初めて有意義な
情報が発見できます.よって,言語処理そのものの研究だけではなく,有効な
集合知を獲得する手法(人も含めたシステム)を開発できるかが重要です.ま
た,クラウドソーシングを用いて,どのように集合知を収集するか,多くの人
間の判断をどのように利用するかも重要な課題です.

このような集合知の研究に,取り組んでいる/これから取り組みたい研究者・
技術者の方々に議論・意見交換する場として集合知シンポジウムを企画しまし
た.もちろん,まとまった研究に限らず,進行中のプロジェクトの紹介や進捗
報告,あるいは今後の研究提案や問題提起などのポジションペーパーも歓迎し
ます(ポスター発表などご活用下さい).皆様からの多くの方々の発表をお待
ちしています.

【主に対象とする分野】

■ 以下のからの検索,知識抽出,加工,分析,マイニングなどの処理技術
 * WEBサービス(CGM)
 * Q&Aサイト,口コミサイト,ブログ,ミニブログ(マイクロブログ),
  SNS,掲示板,共有ブックマーク,オンライン型百科事典・辞書
 * コールセンターの対応記録・会話音声テキスト
 * 複数の講義・会話などの大規模音声データの書き起こし(認識結果)の処理や分析
 * 大量の自由記述結果 (アンケート,日誌,コールセンター等) に対する処理
■ 集合知を使った/利用するための自然言語処理・音声言語処理技術
■ 集合知を使ったサービス・アプリケーション
■ 巨大な集合知を処理するための処理や技術
■ 知識を集約するための要素技術・アプリケーション・ユーザインタフェース・クラウドソーシング
■ 集合知データの言語処理結果を分析するための要素技術・アプリケーション・ユーザインタフェース
■ 主観表現処理(評判、意見、感情表現解析・生成)

以上に限定せず,本シンポジウムの開催趣旨に沿っていると考えられる発表を
広く募集します.

【発表形式】

今回は口頭発表の他,16日にポスター発表を設定しました.この日は音声関連
のSP/SLP/SLUDの各研究会と重なっているため,言語処理のみならず音声関連の
研究者との意見交換が期待できます.口頭発表は17日に予定しています.

【申し込み】

発表申し込みはすべてWeb上で行ないます.下記のURLより必要事項をご記入く
ださい.

http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=NLC

※NLC研究会の申込みフォームから申し込まれた本シンポジウムでの発表は,
2014年の優秀研究賞・優秀学生賞の選考対象となります.

【発表申込締め切り日】

  2014年10月23日(木) 23:59

【原稿提出締め切り日(目安)】

  2014年11月10日(月)頃を予定
 (正確には申込み締切り後に学会事務局から送られる締切日を順守ください)

【共催の特徴】

  正確なことは現在,打ち合わせ中ですが,予稿集にはNL研/NLC研両方の原稿が掲載
  されます.NL研側でも電子化された状態でNLC側から投稿された原稿を読むことが
  出来る予定です.

【お問い合わせ】

 本シンポジウムは下記担当者が企画,運営しています.

 * 東中 竜一郎 (NTT)
 * 竹内 孔一(岡山大学)

 本シンポジウムに係るすべての問い合わせは下記のメールアドレスにご連絡ください.
 nlc-ci6 [at] cl.cs.okayama-u.ac.jp

【主催】

電子情報通信学会(IEICE) 言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)

  専門委員長 竹内 孔一            副委員長 金山 博,市瀬 眞
  幹事   榊 剛史,渡辺 靖彦   幹事補佐  東中竜一郎,嶋田 和孝

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岡山大学大学院自然科学研究科
太田 学
〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1
電話/FAX:086-251-8174
E-mail:ohta [at] suri.cs.okayama-u.ac.jp
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