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[dbjapan] Re: 2020(令和2)年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」開催のお知らせ


dpjapanの皆様

JAXA宇宙科学研究所(ISAS)の海老沢です。

先にご案内さしあげた「宇宙科学情報解析シンポジウム」のプログラムが
決定しましたので、以下の通り、お知らせします。なお、本プラグラムとアブストラクトの
PDFは以下のURLからリンクされています。
http://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/infoana/fy2020.html

シンポジウムはZoomウェビナーを用いてオンラインで開催されます。
参加をご希望される方はアクセス情報をメイルでお送りしますので、
Subjectに「宇宙科学情報解析シンポジウム参加希望」と記載したメイルを
plainsympo [at] c-soda.isas.jaxa.jp 宛にお送り下さい。

多くの方々の参加と活発な議論を期待しています。

よろしくお願いいたします。

海老沢 研

2020年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」プログラム
日時:2021 年2 月19 日(金)10時00分〜17時10分
オンライン開催

10:00 開会挨拶 高木

1. 10:05-10:50 データ処理システム (座長 三浦)

10:05-10:25 「第3 世代JAXA スーパーコンピュータシステムの紹介」
  高木 亮治 (JAXA)

10:25-10:50 「ネットワーク上に分散するビッグデータの自由な組合せ利用を可能にするZap-Over 技術」
  古庄 晋二*1 ・山本 幸生*2 飯沢 篤志*3 長尾 正*4 生座木 義勝*1・小林 正英*1・早部 秀一*1
    *1 株式会社エスペラントシステム *2 JAXA *3 リコーIT ソリューションズ株式会社
    *4 Layman’s Admin

休憩 (10 分)

2. 11:00-12:20 機械学習 (座長:山本)

11:00-11:20 「宇宙線反粒子識別を対象とした機械学習の応用と根拠の可視化」
  今福 拓海*1・石川 博*2 山本 幸生*3 荒木 徹也*4・福家 英之*3・清水 雄輝*5・和田 拓也*6・中上 裕輔*6
    *1 東京都立大学大学院 *2 東京都立大学 *3JAXA *4 群馬大学 *5 神奈川大学 *6 青山学院大学大学院

11:20-11:40「敵対的生成ネットワークを用いた月面の高解像度DEM の生成」
  小野寺 康祐*1・山本 幸生*2・荒木 徹也*3・石川 博*4
    *1 東京都立大学 *2JAXA *3 群馬大学 *4 東京都立大学

11:40-12:00「ロジスティック回帰による深発月震の分類に寄与する周波数帯の可視化」
  中島 康平*1・山本 幸生*2・山田 竜平*3・荒木 徹也*4・廣田 雅春*5・石川 博*6
    *1 東京都立大学大学院 *2 JAXA *3 会津大学 *4 群馬大学 *5 岡山理科大学 *6 東京都立大学

12:00-12:20 「周期性のある時系列データにおける異常予兆検出」
  佐藤 太一*1・兼子 毅*2・田村 慶信*2
    *1 東京都市大学大学院 *2 東京都市大学

昼食・休憩 (70 分)

13:30-14:20 招待講演 (座長:高木)

講演者:堤 誠司(JAXA 第三研究ユニット 主任研究開発員)
講演タイトル:「再使用ロケットエンジンの異常検知・診断に関する研究」 
  堤 誠司・佐藤 大和・尾亦 範泰・河津 要・佐藤 正喜・橋本 知之・木村 俊哉 (JAXA)

休憩 (10 分)

3. 14:30-15:50 データ解析 (座長:海老沢)

14:30-14:50「新規生成月面クレーターの検出手法の提案」
  柴山 拓也*1・石川 博*1・山本 幸生*2・荒木 徹也*3
    *1 東京都立大学 *2JAXA *3 群馬大学

14:50-15:10「太陽X 線光子計測データの解析」
  成影 典之*1・長澤 俊作*2・川手 朋子*3・萩野 浩一*4・三石 郁之*5・渡辺 伸*6・坂尾 太郎*6・松崎 恵一*6
  高橋 忠幸*2・石川 真之介*7 
   *1 国立天文台 *2 東京大学 カブリIPMU *3 核融合科学研究所 *4 東京理科大学 *5 名古屋大学
   *6 JAXA *7 立教大学

15:10-15:30「科学衛星データの経済指標としての可用性」
  大友 翔一 (株式会社GEOJACKASS/慶應義塾大学大学院/静岡大学)

15:30-15:50「JASMINE のデータ解析ソフトウエアの構築」
  山田 良透*1・河田 大介*2・河原 創*3・上塚 貴史*3・大宮 正士*4・大澤 亮*3・服部 公平*5
  立川 崇之*6・吉岡 諭*7・辰巳 大輔*4・片坐 宏一*8・臼井 文彦*8・津久井 崇史*4・平野 照幸*9
  福井 暁彦*3・越本 直季*3・泉浦 秀行*4・郷田 直輝*4・三好 真*4・矢野 太平*4・Loffler Wolfgang*10
    *1 京都大学大学院 *2 University College London *3 東京大学 *4 国立天文台 *5 統計数理研究所
    *6 高知工業高等専門学校 *7 東京海洋大学 *8 JAXA *9 東京工業大学 *10 ハイデンベルグ大学


休憩 (20 分)

4. 16:10-17:10 画面処理・可視化 (座長:松崎)

16:10-16:30「Plane sweep 法を用いたカメラ画像からの天体表面形状推定」
  岡田 尚基・巳谷 真司・竹尾 洋介・松本 祐樹 (JAXA)

16:30-16:50 「SPICE を用いた視野の可視化と技術選定」
  山本 幸生*1・三浦 昭*1・平田 成*2・石川 博*3
    *1JAXA *2 会津大学 *3 東京都立大学

16:50-17:10 「コンテンツ制作のための宇宙科学データ活用」
  三浦 昭 (JAXA)

17:10 閉会挨拶 海老沢




On Fri, 15 Jan 2021 20:12:02 +0900
Ken EBISAWA <ebisawa [at] isas.jaxa.jp> wrote:

> dpjapanの皆様
> 
> JAXA宇宙科学研究所の海老沢です。今年度も「宇宙科学情報解析シンポジウム」を
> 開催します。例にもれずオンライン開催になりますが、多くの方々のご参加を
> お待ちしています。
> 
> よろしくお願いいたします。
> 
> 海老沢 研
> 
> ### 2020(令和2)年度「宇宙科学情報解析シンポジウム」開催のお知らせ ### 
> 
> 近年、宇宙科学における様々な分野においては、観測装置や計算機の大型化によって、以前に比べて飛躍的に大量のデータを取得することが可能になってきています。そのために、観測からすぐれた科学的成果を産出するにあたって、大規模データをいかに効率良く処理・解析し必要な情報を引き出せるかが、新たな課題となりつつあります。また、デジタル技術の普及に伴い、デジタルプラネタリウムに代表されるように、宇宙科学データが研究以外の分野でも広く利用されるようになってきています。
> 
> 一方、情報技術の分野ではデータ科学の発展が著しく、大規模データのデータマイニング技術のみならず、機械学習や深層学習、人工知能など、新たなデータ処理技術、知の創造の試みが精力的に行われています。
> 
> そのような状況を鑑み、JAXA宇宙科学研究所では、宇宙科学データに関する新しい処理・解析・利用の手法、データベースやそれを応用したシステムの構築・運用技術、シミュレーションやデータ可視化など、宇宙科学、情報科学・技術等に関わる学際的成果発表の場として、表記シンポジウムを毎年開催しています。普段は接する機会の少ない周辺分野の研究者・技術者間の、貴重で活発な情報交換の場となっています。
> 
> 皆様のご参加をお待ちしております。
> 
> 日時: 2021(令和3)年2 月19 日(金) 10:00-18:00 (予定)
> 
> 場所: オンライン開催
> 
> プログラム概要:
> 
>  ○招待講演
>  ○一般セッション
> 
> 発表申し込み締切:2021(令和3)年1月29 日(金)
> 
> 発表申し込み方法:
> 
>  発表をご希望される方は以下のURLよりお申し込み下さい。
> 
>  [ [https://www.qs-conductor.com/JAXA_CIS/login.aspx] ]
> 
>  シンポジウムシステム利用にあたり、ユーザ登録が必要となります。
> 
>  申込みに必要な情報は、タイトル、発表者情報、共著者情報、アブストラクト(200字程度)などになります。
> 
>  利用者マニュアルをご参照ください。
> 
>  既にご利用の方は同じID,PWをご使用下さい。
> 
>  シンポジウムのプログラム編成の都合上、申込時のご希望とは異なるセッションでの講演をお願いする場合がありますので、ご了承ください。
> 
> シンポジウム発表資料は、JAXAリポジトリに登録、インターネット上で公開することを原則とさせて頂きます。そのため、ご登録前に発表資料を公開することについて同意していただく必要があります。また、そのことにより、学会誌等への投稿が制限されることがありますので、予めご了承ください。
> 
> JAXAリポジトリについて[ [https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/] ]
> 
> 過去の宇宙科学情報解析シンポジウムのプログラム・発表資料については、
> [ [http://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/infoana/] ]
> [ [https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/jaxapress?select=symposium&genre=genre3&sub=sub4] ]
> をご覧ください。
> 
> なお、シンポジウムの収録は査読付きの「宇宙科学情報解析論文誌」
> (英語名:Journal of Space Science Informatics Japan、宇宙航空研究開発機構研究開発報告、ISSN 1349-1113)として出版予定です。
> 
> この論文誌は「JAXAリポジトリ」
> [ [https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/jaxapress?select=jaxapress&genre=series&target=series1] ]
> よりオンラインで参照可能になります。
> 掲載論文毎に専用ページ(パーマリンク)が設定され、別刷りもPDFで公開されますので、研究に活用していただくことができます。
> 
> お問い合わせはplainsympo AT c-soda.isas.jaxa.jpまでお願い致します。
> 
> 
> 
> ### Announcement of the Symposium on Space Science Informatics in 2020 ### 
> 
> The Symposium on Space Science Informatics in 2020 will be held as follows;
> 
> 
> Date: February 19, 2020
> 
> Time: 10:00-18:00(planned)
> 
> Place: Online
> 
> Language: basically Japanese
> 
> Details:
> 
> Please refer to the web site(in Japanese): [http://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/infoana/] 
> 
> Application for presentation:
> 
> Deadline: January 29, 2020
> 
> Please apply from the web site(in Japanese): [https://www.qs-conductor.com/JAXA_CIS/login.aspx] 
> 
> Contact: plainsympo AT c-soda.isas.jaxa.jp
> 
> Purpose of the symposium:
> 
> In recent years, in various fields of space science, it has become possible to acquire a vast amount of data compared to before due to the increase in the size of observation devices and computers.
> For that reason, how to efficiently process and analyze large-scale data and extract necessary information is becoming a new issue in producing excellent scientific results from observations.
> With the spread of digital technology, as represented by digital planetariums, space science data has become widely used in fields other than research.
> 
> On the other hand, in the field of information technology, the development of data science is remarkable.
> In addition to data mining technology for large-scale data, new data processing technologies such as machine learning, deep learning, and artificial intelligence, and attempts to create knowledge are being made energetically.
> 
> In view of this situation, JAXA/ISAS holds the symposium every year as a place to present interdisciplinary results related to science and technology as follows: processing, analysis, and utilization of space science data, database and system development/operation technology, simulation and data visualization, etc.
> It should be a place for valuable and active information exchange between researchers and engineers in the peripheral fields who usually have few opportunities to interact.
> 
> We look forward to your participation.
> 
> -- 
> Ken EBISAWA <ebisawa [at] isas.jaxa.jp>


-- 
Ken EBISAWA <ebisawa [at] isas.jaxa.jp>